これまで12回以上の引越しを経験しているマクリン( @Maku_ring)です。
引越しのたびに困るのがインターネット環境。
固定回線の移転申し込みから引越しまで時間がないと、回線工事が引越し後になってしまいます。
僕のように引越しの多い人・光回線の契約が面倒くさい人におすすめなのがホームルーターです。
ホームルーターとは平たく書くと「ポケット型WiFiの据え置きバージョン」。
SIMカードを挿したルーター端末を固定回線の代わりに使うので、回線工事が不要で、届いたその日から使えるすぐれものです。
ヨメ
マクリン
そんなわけで本記事は「【徹底比較】WiMAXのホームルーターは本当におすすめ!?口コミ・レビューやいかに…?」について書いていきます。
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ホームルーターとはそもそも何?
Wi-Fiルーターは従来、モデムとつないで有線からWi-Fiに変換し、スマホ・タブレット・PCなど、さまざまなWi-Fiデバイスに接続するデバイスです。
しかしホームルーターは、前述のとおり「モバイルルーターの据え置き版」なので、ルーター端末自体にインターネット通信するためのSIMカードが挿されています。
出先で仕事や作業する人ならポケット型WiFiが便利ですが、自宅でしかWi-Fiをつながない人なら、ポケットWi-Fiよりルーターの性能が高いホームルーターがおすすめです。
届いたその日からすぐに使えるホームルーターは、転勤族や回線工事が面倒くさい人に需要が高まっており、現代のライフスタイルに合ったルーターといえます。
ホームルーターを選ぶポイント
ひとえにホームルーターといっても、回線・ルーター端末・キャッシュバックなど、各社それぞれに特徴があります。
サービスを選ぶときに「これだけは最低限押さえておくべき」というものがあります。
そこで、僕なりに考える「ホームルーターを選ぶポイント」を紹介していきます。
1. WiMAXを選ぶべし
ホームルーターの回線は、大きく分けて以下の2種類があります。
- WiMAX
- SoftBank
WiMAXとSoftBankにはそれぞれ下記の特徴があります。
- WiMAX 速度は早いが、障害物に弱い
- SoftBank 速度は遅いが、障害物に強い
障害物に弱いといわれるWiMAXサービスですが、基本的に広エリアかつ高速のau 4G LTE回線とのハイブリッドであるため、不便を感じるシーンは多くありません。
さまざまな場所で使うポケット型WiFiなら、場所によって「つながりやすい・つながりにくい」が存在するため、障害物に強いSoftBank回線を選ぶのがベターです。
しかし、ホームルーターは定位置に置いて使うため、自宅さえつながれば問題なし。
つまり、通信速度を優先すべきなのです。
そういう意味でWiMAXのホームルーターをおすすめします。
2. 最新のルーター端末を選ぶべし
ホームルーターを使用する上で重視するのは、やはり通信速度。すなわちスピードです。
ヨメ
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また「下り最大150Mbps」などのうたい文句は、基本的に出ないものと考えてください。
あくまで理論的な最大速度であって、実測値ではないからです。
とはいえ、最大速度が高いほうが、実測値も大きい傾向にあります。
それより大事なのはルーターの性能です。
ホームルーターの快適性は、端末のスペックに依存するといっても過言ではありません。
WiMAXのルーター端末は、現在こちらの3機種があります。
最大速度から分かりますとおり、最新機種の「Speed Wi-Fi HOME L02(通称L02)」のみ、光回線と並ぶ最大1.0Gbps(1000Mbps)までカバーしています。
したがって、L02をあつかうWiMAXサービスを選びましょう。
3. キャッシュバック金額の多いサービスを選ぶべし
WiMAXのホームルーターに定めた上で、次に考慮すべきは「キャッシュバック金額の大きさ」です。
僕がWiMAXプロバイダでおすすめするのは、ポケット型WiFiでも愛用しているGMOとくとくBB WiMAX2+です。
GMOとくとくBB WiMAX2+のみ特徴として「キャッシュバック金額が最も大きい」があります。
WiMAXの提供プロバイダは数あれど、これだけキャッシュバックがあるのはGMOとくとくBB WiMAX2+のみです。
サービス名 | キャッシュバック金額 | ルーター端末 |
GMOとくとくBB WiMAX2+ | 30,000円 | L02 |
JPWiMAX | 11,000円 | L02 |
BIGLOBE WiMAX 2+ | 7,000円 | L02 |
UQ WiMAX | 3,000円 | L02 |
Broad WiMAX | 0円 | L02 |
So-net | 0円 | L02 |
@nifty WiMAX | 0円 | L02 |
キャッシュバックのない会社は、月額料金をその分下げているサービスが多いですが、それを加味してもGMOとくとくBB WiMAX2+は2位のものより年間4,000円程度お得。
ユーザーにやさしいサービスといえるでしょう。
WiMAXホームルーターの料金プランと注意点
WiMAXホームルーター「GMOとくとくBB WiMAX2+」は、以下の料金プランとなっております。
プラン名 | ギガ放題プラン | 7GBプラン |
月額 | 契約月〜2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目〜:4,263円 |
3,609円 |
キャッシュバック金額 | 30,000円 | |
月間容量 | 無制限 ※3日10GB超で翌日まで最大128kbps制限 |
7GB ※7GB超で最大128kbps制限 |
契約期間 | 3年縛り | |
解約金 | 1~12ヶ月目:19,000円(税抜) 13~24ヶ月目:14,000円(税抜) 25ヶ月目以降(更新月以外):9,500円(税抜) 37ヶ月目・73ヶ月目(更新月):0円 |
固定回線代わりに使うホームルーターで月7GBの制約はなかなか厳しいので、基本的にギガ放題プランをおすすめします。
WiMAXを使用する上で注意点が2つあります。
ひとつはWiMAXをあつかう全てのプロバイダに存在するものですが、3日で10GBの容量制限があることです。
通常使用している分には基本超えないものの、据え置きゲーム機で長時間プレイしたり、何人かでシェアするとあっという間に到達するので、その点だけ注意しましょう。
ただ、翌日まで我慢すれば、低速制限が解消されるので良心的です。
もうひとつの注意点が、3年縛りにともなう「解約料」です。
高品質のWiMAXサービスを安く使えるのと引き換えに、制約があることをおぼえておきましょう。
WiMAXホームルーターの比較表
WiMAXホームルーター「GMOとくとくBB WiMAX2+」ならびに、それとよく比較されるSoftBank Air・NEXTmobileの料金や内容を並べてみました。
サービス名 | 端末名 | 最大通信速度 | 月額(容量) | 回線 | 容量制限 | 解約料 |
---|---|---|---|---|---|---|
「GMOとくとくBB WiMAX2+」 |
Speed Wi-Fi HOME L02 | 下り最大:1.0Gbps/上り最大:75Mbps | 3,609円(無制限) 3ヶ月目〜4,263円 ※30,000円のキャッシュバックあり |
WiMAX・au | 3日10GB(WiMAX) | 1~12ヶ月目:19,000円(税抜) 13~24ヶ月目:14,000円(税抜) 25ヶ月目以降(更新月以外):9,500円(税抜) 37ヶ月目・73ヶ月目(更新月):0円 |
「SoftBank Air」 |
Airターミナル3 | 下り最大:261Mbps/上り最大:10Mbps | 3,800円(無制限) 13ヶ月目〜4,880円 ※30,000円のキャッシュバックあり |
SoftBank | なし | 更新月以外:9,500円(税抜) 更新月(2年ごと):0円 ※Airターミナル割賦金は1,650円 x 36回払い = 59,400円 |
「NEXTmobile」 |
HT100LN | 下り最大:150Mbps/上り最大:50Mbps | 3,100円(無制限) 25ヶ月目〜3,600円 |
SoftBank | なし | 0~12ヶ月目:19,000円(税抜) 13~24ヶ月目:14,000円(税抜) 26ヶ月目以降:9,500円(税抜) 更新月(2年ごと):0円 |
まず最大通信速度から分かりますとおり、GMOとくとくBB WiMAX2+がもっとも速く、固定回線と変わらぬ最大1Gbps(1000Mbps)です。
ポケット型WiFiとしては優秀なNEXTmobileですが、端末の性能が微妙なので、安くてもホームルーターの選択肢に入れるのは厳しいでしょう。
また、一見安く見えるSoftBank Airも、実は解約のタイミングに落とし穴があります。
更新月(2年ごと)に解約すると解除料自体は無料です。
しかし、この時点では端末代(36回払い)がまだ残り1年分あるため、端末の支払い残額が19,800円も残っています。
「ネットワークの品質が良い・キャッシュバックが多い・解約時に端末代がかからない」この3点でGMOとくとくBB WiMAX2+はベストといえるでしょう。
WiMAXホームルーターの通信速度レビュー
WiMAXホームルーター「GMOとくとくBB WiMAX2+」は、WiMAX2+とau LTE回線をそなえ、2つのモードがあります。
モード | WiMAX2+ | au 4G LTE |
ハイスピード | ○ | − |
ハイスピードプラスエリア | ○ | ○ |
ルーター端末「L02」は、2.4GHz帯と5.0GHz帯の2種類をそなえるデュアルバンドルーターです。
- 2.4GHz帯 速度は遅いが、障害物に強い
- 5.0GHz帯 速度は早いが、障害物に弱い
つまり「繊細なスピードスター」が5.0GHzですが、速さは正義なので、基本的に5.0GHz帯にすることをおすすめします。
そんなわけで、まずはハイスピードモードの5.0GHz帯で通信速度を計測しました。
- 下り(ダウンロード) ネット閲覧・アプリダウンロード・動画鑑賞時の速度
- 上り(アップロード) メール送信・データアップロードの速度
30Mbps程度であり、Webサイト・SNS閲覧はもちろん、動画鑑賞でも不便を感じることはない速度です。
それから、広エリアかつ高速のau 4G LTE回線が使える、ハイスピードプラスエリアモードで測りました。
速度は150Mbps程度まで伸び、au 4G LTEならびにWiMAX2+のハイスピードぶりが如実に発揮された結果となりました。
ちなみに我が家で使用している、最大1Gbpsの光回線「So-net 光コラボレーション」の通信速度がこちら。
とはいえ、よくよく考えれば、光回線とルーター端末「L02」の最大通信速度は同値。
ハイスピードプラスエリアモードを駆使すれば、ホームルーターのほうが高速になることもあるのが分かりました(もちろん環境による)。
WiMAXホームルーターの申し込み・解約方法
WiMAXホームルーター「GMOとくとくBB WiMAX2+」のお申し込み方法を紹介します。
解約方法は、更新月であればBBnaviから解約ボタンを押し、それ以外はお問い合わせセンターに問い合わせる形となります。
WiMAXホームルーターの評判・口コミ
WiMAXホームルーター「GMOとくとくBB WiMAX2+」の評判や口コミを、Twitterから拾ってみました。
通信速度・端末が届くまでの早さ・キャッシュバックの多さに関しては、好意的なコメントが多かったです。
今朝は雨ですが好調です。WiMAXのホームルーター L02のスピードテスト結果です。これだけ出てたら光回線引く必要なし!おすすめです。https://t.co/9XkRvJPxgf#WiMAX #ホームルーター pic.twitter.com/fIkK2alSbu
— ネット通 (@net_tuu) 2019年11月13日
「GMOとくとくBB」のWiMAX、めっちゃサクサク繋がるやん
これにして正解だったなぁhttps://t.co/R0GfEQeSOC— 漆黒の高木さん@CFおめでとう!🍻 (@hananoifule) 2019年11月7日
ふむ、GMOとくとくBB WiMAX2+のほうが良いかもしれん。
キャッシュバック超絶多いhttps://t.co/DBv2lmlRsI— リンカーン斎藤 🕋 (@akiduyunya) 2019年11月9日
しかし、キャッシュバックの見落としや更新月以外の解約しづらさには不満の声もあり、この2点はやはり気をつけるべきでしょう。
#WIMAX の #GMOとくとくBB のキャッシュバックサービス、まんまと期限切れで適用外。
メールはGMOのアドレスにしか送信されず、迷惑メールみたいな大量のメールで分かりづらくするという悪意しか感じられない手段にやられた。
違約金払うのもバカらしいからあと一年は使うけど、もう二度と契約しない。— TAKÜMIX (@takk1984) 2019年11月4日
GMOとくとくBB、wimaxの解約しようとサポートに電話したらナビダイヤルやった上に2連続で繋がる前に切れた
— イキリストランテ (@maple_cookies01) 2019年11月5日
WiMAXホームルーターの比較レビューまとめ
本記事は「【徹底比較】WiMAXのホームルーターは本当におすすめ!?口コミ・レビューやいかに…?」について書きました。
WiMAXのホームルーターは、我が家の環境では光回線と変わらぬ高速であり、もはや単なる「ポケット型WiFiの据え置き版」でないことが分かりました。
届いたその日からすぐに使えるホームルーターは、転勤族や回線工事が面倒くさい人におすすめかつ、現代のライフスタイルに合ったルーターです。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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