あらゆる場所で仕事するため、ポケット型WiFiが欠かせないマクリン( @Maku_ring)です。
容量の制限がないとうたう無制限のモバイルルーターの回線は、基本的にこの3種類に分かれます。
- WiMAX
- Softbank
- トリプルキャリア(Softbank・ドコモ・auだがSoftbank 8〜9割)
WiMAXとSoftbankにはそれぞれ下記の特徴があります。
- WiMAX 速度は早いが、障害物に弱い
- Softbank 速度は遅いが、障害物に強い
僕はつながりやすさを重視し、Softbank回線のポケット型WiFiを当初使っていました。
が、ふと思いました。
「東京都内にしかそもそも生息していない僕が、つながりにくさを気にする必要なくね !?」
それから友人のWiMAXのポケット型WiFiを借りてみて……
と驚がくしたことも後押しになり、WiMAXを契約してしまいました。
とはいえ、これまで使っていたNomad SIMもグッドサービスなので
と妻にかっさらわれてしまいました……。
このたび選んだWiMAXは「GMOとくとくBB」です。
契約理由は、ポケット型WiFiで信頼できる友人でもある「ねとみちゃんがメインで使っているから」なのですが、自分なりに調べてもGMOとくとくBBがもっともオトクであることが判明しました。
WiMAXの弱点であるエリアカバー率も、GMOとくとくBBはWiMAX回線とau LTE回線のハイブリッドであるため、エリアの広いau LTE回線でカバーすることができます。
そんなわけで本記事は「【徹底検証】GMOとくとくBBの評判・口コミをレビュー!WiMAXは本当に安くて速いのか?」について書いていきます。
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GMOとくとくBB WiMAXは国内で使えるモバイルルーターサービス
GMOとくとくBBは、国内で使えるモバイルルーターサービスです。
運営会社はGMOインターネット株式会社であり、大小さまざまのWiMAXプロバイダがいる中、一部上場の大手企業であり、しっかりしていることは間違いありません。
前述のとおり、WiMAX2+とau LTE 2つの回線をそなえてますので、エリアカバーも広く取りつつ速度もキープという、いいとこ取りのサービスです。
回線 | WiMAX2+ | au 4G LTE |
ハイスピード | ○ | − |
ハイスピードプラスエリア | ○ | ○ |
それでは料金面に触れていきます。
GMOとくとくBB WiMAXの料金プラン
GMOとくとくBBの料金プランはギガ放題プランと7GBプランの2種類です。
プラン名 | ギガ放題プラン | 7GBプラン |
月額 | 契約月〜2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 ※契約月は日割り |
3,609円 ※契約月は日割り |
月間容量 | 無制限 ※3日で10GB超えると翌日まで制限 |
7GB ※7GB超えると最大128kbpsに制限 |
契約期間 | 3年縛り | |
解約金 | 1~12ヶ月目:19,000円(税抜) 13~24ヶ月目:14,000円(税抜) 25ヶ月目〜:9,500円(税抜) 37ヶ月目(更新月):0円 |
月額料金は安いものの、月7GBの制約はなかなか厳しいので、基本的にギガ放題プランをおすすめします。
3日で10GBの容量制限は、GMOとくとくBBだけでなくWiMAXをあつかう全てのプロバイダに存在するものなので、致し方ありません。
なお、GMOとくとくBB WiMAX2+のみ特徴として「キャッシュバック金額が最も大きい」というものがあります。
WiMAXの提供プロバイダは数あれど、これだけキャッシュバックがあるのはGMOとくとくBBのみです。
サービス名 | キャッシュバック金額 | ルーター端末 |
GMOとくとくBB | 30,100円 | WX06 |
JPWiMAX | 11,000円 | W06 |
BIGLOBE WiMAX 2+ | 7,000円 | WX06 |
UQ WiMAX | 3,000円 | WX06 |
Vision WiMAX | 0円 | WX06 |
Broad WiMAX | 0円 | WX06 |
So-net | 0円 | WX06 |
@nifty WiMAX | 0円 | W06 |
キャッシュバックのない会社は月額料金をその分下げているサービスが多いですが、それを加味してもGMOとくとくBBは、2位のものより年間4,000円程度お得。
サービス名 | 実質月額費用 | 3年間トータル費用 | 月額 | 事務手数料 | 端末代金 |
---|---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 3,341円 | 120,460円 | 端末着荷月:日割り 1〜2ヶ月:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 |
3,000円 | 0円 |
JPWiMAX | 3,419円 | 123,100円 | 端末着荷月:日割り 1〜3ヶ月:2,800円 4〜24ヶ月:3,500円 25ヶ月目以降:4,100円 |
3,000円 | 0円 |
Broad WiMAX | 3,732円 | 134,352円 | 端末着荷月:2,726円の日割り 1~2ヶ月目:2,726円 3~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 |
3,000円 | 0円 |
カシモ WiMAX | 3,807円 | 137,048円 | 端末着荷月:1,380円の日割り 1ヶ月目:1,380円 2~24ヶ月目:3,580円 25ヶ月目以降:4,079円 |
3,000円 | 0円 |
Vision WiMAX | 3,995円 | 147,797円 | 端末着荷月:1,529円の日割り 1〜2ヶ月目:1,529円 3〜24ヶ月目:4,103円 25ヶ月目以降:4,412円 |
0円 | 0円 |
BIGLOBE WiMAX | 4,180円 | 150,480円 | 端末着荷月:無料 1~36ヶ月目:3,980円 |
3,000円 | 19,200円(24回の分割) |
@nifty WiMAX | 4,766円 | 171,560円 | 端末着荷月:無料 1~3ヶ月:3,670円 4ヶ月目以降:4,350円 |
3,000円 | 20,000円 |
それにもかかわらず、ルーター端末は最新機種「Speed Wi-Fi NEXT WX06」と隙がありません。
ユーザーにやさしいサービスといえるでしょう。
GMOとくとくBB WiMAXのルーターはWX06
GMOとくとくBB WiMAX2+のルーター端末は、W06も選べますが、Speed Wi-Fi NEXT WX06にしましょう。
ロングバッテリーかつ、モバイルルーターとして初の2.4GHz/5.0GHz同時通信に対応しているからです。
また、2.4インチのタッチパネルディスプレイをそなえ、操作性・視認性も高いです。
製品名 | Speed Wi-Fi NEXT WX06 |
製造元 | NECプラットフォームズ |
重量 | 約125g |
連続使用時間 | 約14時間 |
最大通信速度 | 【ハイスピードモード】 下り最大:440Mbps/上り最大:75Mbps 【ハイスピードプラスエリアモード】 下り最大:440Mbps/上り最大:75Mbps |
付属品 | USB-Cケーブル |
サイズ | 約111 x 62 x 13.3㎜ |
重量 | 約127g |
周波数帯 | LTE/4Gバンド:Band 1/3/18/26/41/42 |
同時接続台数 | 16台 |
名刺サイズとコンパクトになっています。
天面には電源ボタン、底面には充電用のUSB-Cポートを備えています。
利用方法も簡単です。
ルーター端末とともにau ICカードが付いているので、こちらを慎重に外します。
それから端末のIC Cardスロット(バッテリー裏)にセットします。
ひとつは周波数帯で、W06は2.4GHz帯と5.0GHz帯の2種類をそなえる、デュアルバンドルーターです。
それぞれこういった特徴があります。
- 2.4GHz帯 速度は遅いが、障害物に強い
- 5.0GHz帯 速度は早いが、障害物に弱い
つまり「繊細なスピードスター」が5.0GHzですが、速さは正義なので、基本的に5.0GHz帯にすることをおすすめします。
前述のとおり、WiMAX2+とau LTE 2つの回線をそなえており、このうち高速かつ広エリアのau LTEを使えるのは「ハイスピードプラスエリアモード」です。
ですが、ハイスピードプラスエリアモードには月間7GBの容量制限があるので、ここぞというときだけ使うようにしましょう。
GMOとくとくBB WiMAXの申し込み・解約方法
GMOとくとくBB WiMAX2+のお申し込み方法を紹介します。
解約方法は、更新月であればBBnaviから解約ボタンを押し、それ以外はお問い合わせセンターに問い合わせる形となります。
GMOとくとくBB WiMAXの通信速度レビュー
GMOとくとくBB WiMAX2+の通信速度がどの程度まで出るのか確認しました。
まず、ハイスピードモードの5.0GHz帯では20Mbps程度であり、Webサイト・SNS閲覧はもちろん、動画鑑賞でも不便を感じることはない速度でした。
- 下り(ダウンロード) ネット閲覧・アプリダウンロード・動画鑑賞時の速度
- 上り(アップロード) メール送信・データアップロードの速度
それからハイスピードプラスエリアモードの5.0GHz帯では、70Mbps程度まで伸び、au 4G LTEならびにWiMAX2+の高速ぶりが如実に発揮された結果となりました。
GMOとくとくBB WiMAXの評判・口コミ
GMOとくとくBB WiMAX2+の評判や口コミを、Twitterから拾ってみました。
申し込んでから端末が届くまでの早さ・通信速度・キャッシュバックの多さに関しては、好意的なコメントが多かったです。
昨日は体調不良で一日中家にいたのだが、ついうっかり、勢いでGMOとくとくBB(WiMAX)を契約してしまった。もう、なんの選別もなく。たまたま広告で出てきたものなのに。速度制限なしでどんなもんかと思ったが、結構快適に使えている。しかも昨日昼ポチって、今日の朝届くという驚異のスピード… pic.twitter.com/sV5RQjgOnP
— 伊藤 (@gefts_ito) 2019年6月1日
しかし、キャッシュバックの見落としや更新月以外の解約しづらさには不満の声もあり、この2点はやはり気をつけるべきでしょう。
#WIMAX の #GMOとくとくBB のキャッシュバックサービス、まんまと期限切れで適用外。
メールはGMOのアドレスにしか送信されず、迷惑メールみたいな大量のメールで分かりづらくするという悪意しか感じられない手段にやられた。
違約金払うのもバカらしいからあと一年は使うけど、もう二度と契約しない。— TAKÜMIX (@takk1984) 2019年11月4日
GMOとくとくBB、wimaxの解約しようとサポートに電話したらナビダイヤルやった上に2連続で繋がる前に切れた
— イキリストランテ (@maple_cookies01) 2019年11月5日
GMOとくとくBBレビューまとめ
本記事は「【徹底検証】GMOとくとくBBの評判・口コミをレビュー!WiMAXは本当に安くて速いのか?」について書きました。
GMOとくとくBB WiMAX2+は、数あるWiMAXプロバイダの中でもキャッシュバック金額が多く、受け取り忘れさえ気をつければ大変お得なサービスといえます。
申し込んでから端末が届くまでの日数も短く、高速のau 4G LTE回線が使えるため、ポケット型WiFi随一の速さをほこります。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。