どうも、海外コンテンツに目がないマクリンです。
日本にいながら海外のサイトや動画サービスを視聴する場合、普通にアクセスしても以下のような文章が表示され、正常に起動できないケースがあります。
- このコンテンツはあなたの国ではご利用いただけません
- サポート外ネットワークからの接続です
- Sorry,but this content isn’t available in your country.
- This video is not available in your location.
マクリン
そんなときに重宝するのがVPN(Virtual Private Network)です。
そこで本記事では、日本から海外のサイトを視聴する方法を解説したうえで、おすすめのVPNを5つ紹介します。
タップできるもくじ
日本から海外サイトにアクセスできない理由
日本から海外サイトを見れない理由は、IPアドレスにあります。
IPアドレスにはグローバルIPとプライベートIPの2種類があり、海外のサイトに必要となるのがグローバルIPです。
グローバルIPはICANNという国際組織が管理し、どの国のどの地域からアクセスしているのかがわかる仕組みになっています。
そして、各国での著作権や法律上の問題で表示できないコンテンツを自動で判断し、コンテンツを視聴できないようにユーザーをブロックしてしまうのです。
この事象をジオブロック(地域制限)といいます。
IPアドレスは自身で勝手に決められないので、視聴したいサイトを配信している国にIPアドレスを変更しないかぎり、日本からは楽しめないのです。
海外サイトを視聴するにはVPNが重要
IPアドレスによるジオブロックを解消するには、VPNが必要です。
海外サイトを利用するためにVPNが重要な理由を、以下の3点紹介します。
対象地域のIPアドレスに変えられる
VPNは、インターネット上に仮想的な専用ネットワークを形成する仕組みで、VPN上では情報が常に暗号化されます。
また第三者からは、実際の居住国が違ったとしても、ユーザーの接続したVPNサーバの国がアクセス元とみなされます。
この特性を利用し、VPNで利用したい国のサーバを指定するとIPアドレスを対象地域に変更でき、ジオブロックを回避できるのです。
例えば日本のNetflixではジブリ作品は配信していませんが、VPNを通してカナダやトルコにサーバを接続するとジブリが視聴可能となります。
また、YouTube Premiumなど一部のサービスは、VPNを使って海外から契約することで、日本より安く利用できます。
ほかにはCrunchyroll(クランチロール)など特定の国からしか視聴できないサービスも見れるようになります。
くわしくは、こちらの記事を参考ください。
匿名性を確保できる
VPNを使用すれば自身のIPアドレスを隠すことができます。
カフェやホテルなどの無料Wi-Fiはセキュリティが無いに等しく、悪意あるユーザーが1人でもいると情報の抜き取りや改ざんなどの甚大な被害をもたらします。
しかし、VPN経由でインターネットをすると、自身がどこからアクセスしているかを隠せるので、プライバシー保護やセキュリティ向上につながり、安心してコンテンツを楽しめるようになるのです。
政府機関の監視を回避できる
日本から海外サイトにアクセスするときだけでなく、中国やロシアなどのネット規制が厳しい国でもVPNの使用は有効です。
ネット規制が厳しい国では、政府が国民に知られたくない情報を隠すため、インターネット上の情報を常時検閲しています。
また、日本では一般的なYahoo!やGoogleなどのサービスも使用できないケースがあるのです。
VPNはそういった規制を回避し、快適にインターネットサービスを利用できるようになります。
VPNを使って日本から海外のサイト・サービスを利用する方法
VPNを利用して日本から海外のサイト・サービスへアクセスする方法を解説します。
本記事ではNordVPNを例にやり方を紹介するので、参考にしてください。
VPNを契約する
NordVPNの契約手順は以下のとおりです。
VPNアプリをインストールする
NordVPNの契約が完了したら、デバイスに応じた専用アプリを以下の手順でインストールしてください。
ここではmac OS版を例に解説します。
VPNに接続して海外のコンテンツにアクセスする
VPNを海外に接続し、その国のコンテンツにアクセスして視聴できるかを確認しましょう。
本記事では、格安で契約でき、なおかつジブリ作品も視聴できるトルコのNetflixを例に、手順を解説します。
ログインが完了したらアプリに戻ります。
日本から海外のコンテンツを視聴するのにおすすめのVPN5選
日本から海外コンテンツを視聴する際に、おすすめのVPNを5つ紹介します。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 480円〜2,070円 | 6.67 USD~12.95 USD (約1,001円~約1,943円) |
288円~2,238円 | 290円〜1,790円 | 396円~1,738円 |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | ||||
サーバ設置国 | 111ヶ国 | 105ヶ国 | 100ヶ国 | 100ヶ国 | 72ヶ国 |
サーバ台数 | 6,445台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 11,605台以上 | 1,300台以上 |
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 8 | 無制限 | 7 | 10 |
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 |
総合的におすすめのVPNは、こちらの記事でも紹介しているのであわせて参考ください。
NordVPN
NordVPNは、世界各国に6,400台以上のサーバを設置し、さまざまな国のコンテンツを楽しめます。
月額換算480円からと低価格で、安定した高速通信なので非常に人気のあるVPNです。
通信速度は500Mbpsを超えることもあり、サイトを見る以外にも、オンラインゲームや動画視聴でもストレスがありません。
大容量ファイルの送受信も問題なくできるので、海外にいる友人ともスムーズな連絡が可能です。
NordVPNの内容をよりくわしく知りたい人は、こちらの記事で解説しています。
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ExpressVPN
海外コンテンツだけでなくビジネスでも利用したい人には、ExpressVPNがおすすめです。
月額換算1,001円からと、他社と比べると高額ですが、高速通信とセキュリティレベルの高さに定評があるVPNです。
ExpressVPNは、セキュリティに「AES-256bit」という米国でも採用されている暗号技術を採用し、これまでに破られた前例がありません。
また、VPN接続が急に切断されたときに、インターネット接続を自動で切断する「Network Lock」という機能があり、情報漏えいのリスクを防げます。
値段以上のクオリティを提供しているので、機密情報を多く取り扱う人におすすめです。
ExpressVPNの詳細は、以下の記事で解説しています。
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Surfshark
VPNのサブ利用を検討している人には、Surfsharkがおすすめです。
2年契約だと月額288円と安価で利用でき、デバイスの同時接続台数が無制限のVPNです。
複数のデバイスに同時接続しても問題なく使用できるので、オフィスでの使用にもおすすめできます。
サーバ設置国も90ヶ国と多く、ユーザーを保護してくれる3種類の有料オプションもあるので安心して海外サイトを閲覧できます。
Surfsharkの詳細は、以下の記事で確認ください。
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CyberGhost
多くの国にVPNを接続したい人は、CyberGhostがおすすめです。
100ヶ国に11,605台以上のサーバを設置しているので、他のVPNでは接続できない国にも接続できます。
通信が不安定になっても代替サーバをすぐに探せて、コンテンツごとに専用サーバが用意されているのも大きなメリットです。
最大45日間の返金保証期間があるので、使いやすさをしっかり確かめてから利用したい人も、ぜひ検討視野に入れてみてください。
CyberGhostの詳細は、以下の記事にて取り上げています。
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MillenVPN
日本のVPNを利用したい人におすすめなのが、MillenVPNです。
日本の会社が運営し、日本語に完全対応しているVPNです。
日本の法律を遵守し、世界最高水準のプライバシー保護を念頭にしているので、海外製のVPNに不安を感じる人に良いでしょう。
また、追加料金不要で固定IPが利用できるのもメリットの1つです。
月額396円とリーズナブルですが、サーバ台数が1,300台と少ないため、1サーバにユーザーが集中すると通信速度が遅くなるケースがある点に注意して利用してください。
MillenVPNの内容は、こちらの記事でくわしくまとめています。
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VPNで日本から海外のコンテンツを利用するときによくある質問
VPNで日本から海外のコンテンツを利用するときによくある質問をまとめてみました。
PC以外の端末でもVPNは利用できますか?
ほとんどのVPNは、iPhoneやAndroidなどのスマホ、タブレットでも利用可能です。
サービスによってはルーター・スマートテレビ・ゲーム機などでも接続できます。
VPNを使って海外のサーバにアクセスすることは違法ですか?
VPNを経由して海外にアクセスすることは、犯罪ではありません。
会社やサービスによってはセキュリティ向上のために、VPNの利用を推奨していることもあります。
ただし、VPNを違法行為(違法コンテンツへのアクセス・ハッキング・不正アクセス)に使用することは当然禁止されているので、法律を違反しないよう注意してください。
また、日本では合法で利用できますが、国によってはVPNの利用自体が違法となるケースもあります。
旅行や仕事などで海外からVPNを接続したいときは、その国では違法にならないか確認してから使用しましょう。
無料VPNで海外サイトにアクセスしてもいいですか?
無料VPNは以下の懸念点があるため、利用をあまりおすすめしません。
- セキュリティレベルが低い
- ノーログを保証しているところが少ない
- 通信が不安定になりやすい
- サーバ数が少ない
ただし、セキュリティをあまり重要視しない利用をするのであれば、筑波大学の運営するVPN Gateがおすすめです。
VPN Gateは学術研究を目的に運営され、全サービスが無料で利用できます。
無料VPNの中でもサーバ設置台数が多く、サーバを自由に選択可能です。
サーバごとに回線や利用者数を公開をしていて、どれが快適に使えそうか事前にチェックできます。
まとめ:日本から海外のサイトを利用するならVPN
本記事では、日本から海外のサイトを見る方法をくわしく解説しました。
日本から海外サイトを見るにはVPNが必須ですが、契約や接続手順も簡単なので、誰でも気軽にサイト閲覧ができるようになります。
しかし、自身の環境や状況に合うVPNがないと快適なインターネットはできません。
どのVPNが良いか悩んでいる人は、本記事で紹介した返金保証期間付きのVPNから選んでみてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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