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台湾で使えるeSIMのおすすめは?購入から設定方法までわかりやすく解説

どうも、海外旅行大好きマクリンです。

台湾は日本からもアクセスが良く、親日家も多いので旅行に人気の国です。

でも、台湾で日本にいるときと同じ感覚でインターネットを利用すると、高額請求がくる原因にことも。

マクリン

ネットが使えないと地図やSNSが見れなくて困るんだけど…。

それを解決できる手段がeSIMです。

そこで本記事では、台湾での使用体験をまじえつつ、台湾でeSIMを使う方法おすすめのeSIMも紹介します。

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。 プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

台湾に行くならeSIMがおすすめ

eSIM(Embedded SIM)とは、スマホに内蔵されているタイプのSIMを指します。

従来の物理SIMは、申し込みから開通まで1週間以上かかるケースがほとんどで、SIMカードの抜き差しする手間があるだけでなく、紛失や破損などさまざまなリスクがあります。

その点eSIMなら契約から開通までオンラインで完結し、スマホに直接埋め込まれているので紛失などのリスクもありません。

必要なデータ量が付与されたプランを契約し、即時開通できるため、タイムパフォーマンスにすぐれているのです。

準備物・情報がいろいろ必要な海外旅行だからこそ、わずらわしい手続きと無縁のeSIMは台湾旅行に最適な通信手段といえるでしょう。

マクリン
契約から開通まで、早いと3分ほどで完了します!

台湾でeSIMを使う方法

台湾でeSIMを使うには、4つのステップが必要です。

本記事では、通信が安定していて安さに定評のあるSailyを例に、iPhoneを使って解説します。

MEMO
eSIMに対応していればAndroid端末でも利用可能です。

eSIMを購入する

Sailyを使う前に、プランを購入しましょう。

STEP.1
Sailyにアクセスする
Sailyの公式サイトにアクセスします。


STEP.2
台湾を検索する
検索窓に「Taiwan」と入力し、虫眼鏡マークをタップします。

STEP.3
プランを選択する
購入可能なプランが表示されます。プランを選択し「Buy the Plan」をタップしてください(ここでは「1GB・7日間」のプランを選択)。


STEP.4
Sailyにログインする
購入前に「Sign up or log in」と表示されるので、GoogleかAppleいずれかのログイン方法を選んでタップします。

画面が自動で切り替わり「Your email address」 と表示されればログイン完了です。

STEP.5
決済方法を選択する
プラン内容が正しいことを確認し、支払い方法を選択します(ここではクレジットカードを選択)。



STEP.6
購入完了
数秒〜数分間待機して「Your payment was successful」にチェックマークが表示されれば購入完了です。



マクリン
僕の場合は1分ほどで画面が切り替わり、支払い完了が表示されました。
 

専用アプリをインストールしてログインする

Sailyのプランを購入したら、App StoreからSailyのアプリをインストールしましょう。

STEP.1
アプリをインストールする
App Storeで「Saily」と検索し、ダウンロードしてください。


 
もしくは以下のリンクをタップしてください。

Saily:旅行用eSIM

Saily:旅行用eSIM

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STEP.2
ログインする
「Log in or sign up」をタップしてログインします。


 
次のメッセージが表示されればログイン完了です。


メッセージ内容
  • eSIMを使用するにはインストールする必要があります。
  • インストールしてもデータプランは開始されません。
  • インストールには数分かかります。
  • 回線設定は「主回線」を選択してください

メッセージは「OK」を押して消してください。

マクリン
アプリをインストールしてログインするだけなのですぐ完了します!

eSIMのアクティベートを設定する

ログイン後、Sailyをアクティベートし、eSIMをいつでも使える状態にする必要があります。

この時点では有効期間はまだ開始されないので安心して進んでください。

注意
台湾の法規制により、アクティベート前に実名認証としてパスポートを画像送信する必要があります。あらかじめ手元に用意しておくとよいでしょう。
STEP.1
「Install eSIM」をタップする
画面中央部にある「Install eSIM」をタップしてください。


STEP.2
「許可」をタップする
画面が自動的に切り替わり、iPhoneの設定画面が開きます。「許可」をタップしましょう。


STEP.3
「続ける」をタップする
数秒待機すると、アクティベートの準備が整った画面が表示されるので「続ける」をタップします。すると、モバイル通信設定が完了するので「完了」を押してください。



STEP.4
回線を選択する
デフォルト回線とモバイルデータ通信の回線を「主回線」に選択します。



この時点で日本にまだいる場合「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにしないように気をつけてください。

オンにすると海外の回線を使ったデータ通信になってしまい、有効期間が開始されてしまいます。

STEP.5
アクティベートの設定完了
Sailyのアプリに戻り「eSIM installed」と表示されていれば設定完了です。


 

台湾でeSIMに切り替える

台湾でSailyを使用できるように設定していきます。

日本を出国する直前に設定しておくと、渡航後もスムーズにインターネットを利用できます。

STEP.1
「Activate」をタップする
Sailyのアプリに「Activate」のボタンがあるのでタップしてください。


 
待機中のままアプリを閉じないように注意ください。数秒後、アクティベートされてプランが開始します。



 
プランに緑色で「Active」と表示され、残り時間が減っていれば完了です。


STEP.2
モバイルデータ通信の切り替えを許可する
iPhoneの設定 モバイル通信 モバイルデータ通信と進みます。「旅行」のモバイルデータ通信の切り替えを許可をオンにします。


STEP.3
主回線をオフにする
SIM項目の主回線をオフにします。


STEP.4
Sailyが接続されているか確認
iPhoneの設定 一般 情報と進み、スクロールします。旅行の「IMEI2」「ICCID」に数字の表記があれば接続成功です。

マクリン
3分ほどで設定完了できますよ!
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台湾でeSIMを使った検証結果

台湾でeSIMを実際に使って検証したので、その結果を紹介します。

現地ではSailyを使って検証しました。

台湾でeSIMを使った検証結果
 

速度検証と使用感

Fast.comを使ってSailyの速度計測を行ったところ、以下の結果になりました。

速度が60Mbps以上あると、速度重視のオンラインゲームは難しいものの、リモートワークが問題なく行える速度です。

日本にいる家族や友人ともストレスなくビデオ通話ができるでしょう。

僕が実際に使ったときは、YouTubeやWebサイトの閲覧、日本へのLINE電話がなんら問題なく使えました。

また一緒に行った友人は、自宅のWi-FiよりもSailyのほうが通信速度が速いと驚いてました。

マクリン
とても快適に使用でき、心強かったです!

台湾の印象

台湾では夜一人で歩いても問題ないくらい、治安の良い国でした。

親日国なので日本人の僕にもとても親切で、英語でうまく伝えられなくても笑顔で対応してくれる人がほとんどでした。

ひとつ残念だったことを挙げるなら、日本より若干安い値段で外食できますが、店によっては台湾食の油とスパイスがキツかったこと。

マクリン

僕は体が慣れてないので1〜2日目まで大変でした…。

また、これから台湾で旅行する人は、暑さトイレに注意してください。

夏はホテルから出るのもうんざりするほど蒸し暑く、その反面デパートなどの屋内は凍えるほど寒いので、薄手の上着は必須です。

トイレの水洗が全般的に弱く、新しい建物でないかぎり、トイレに使用済みの紙を流せないケースがあります。

マクリン
台湾のルールやマナーをあらかじめ知っておくと、現地に行っても焦らずに楽しめますよ!

台湾でおすすめのeSIM

台湾旅行におすすめのeSIMを6つ紹介します。

eSIM Saily
Holafly
Airalo
KKday
World eSIM
Ubigi
料金 3.99USD〜27.99USD
(約599円〜4,199円)
700円〜7,980円 4.5USD〜32USD(約675円〜4,800円) 101円〜5,636円 980円〜11,650円 900円
データ量 1GB〜20GB 無制限 1GB〜20GB 500MB〜無制限
(1日あたり)
500MB〜無制限 1GB〜10GB
対応国数 150ヶ国以上 180ヶ国以上 200ヶ国以上 146ヶ国 180ヶ国以上 200ヶ国以上
注意
ドル表記の金額は1ドル150円で換算しています。また、いずれのサービスも台湾に旅行した場合のデータ量と料金を記載しています。
マクリン
どのサービスが自身に最適か、じっくり見比べましょう!

海外旅行におすすめのeSIMはこちらの記事も参考ください。

 

Saily

Sailyは、NordVPNを運営するNord Security社の開発した、グローバルeSIMサービスです。

2024年にリリースされたばかりですが、セキュリティと通信速度に定評があり、すでに人気が高まっているeSIMサービスです。

150ヶ国以上に対応し、台湾に旅行に行く際は料金も約599円からとお手頃価格。

データ量に見合った利用期間が設定されているため、最適なプランを契約できます。

データ量 1GB 3GB 5GB 10GB 20GB
有効期間 7日間 30日間 30日間 30日間 30日間
料金 3.99USD
(約599円)
7.99USD
(約1,199円)
10.99USD
(約1,649円)
17.99USD
(約2,699円)
27.99USD
(約4,199円)

速度も60Mbps以上出るため、Webサイトやナビの利用だけでなく、ビデオ通話も快適に利用可能です。

英語表記しかない点は残念ですが、デザインがシンプルで直感的に操作できるため、eSIMが初めての人でも利用しやすいサービスです。

Sailyの口コミは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

 
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Holafly

Holaflyは、データ量を気にせず使えるプランを提供しています。

データ無制限プランは、台湾を含めた180を超える国や地域に提供しているため、台湾ではポケット型Wi-Fi不要で旅行が楽しめます。

中国ではVPNが付与されるため、本来は規制対象で使用できないLINEやi Messageなども問題なく使用可能です。

料金は5日間で2,185円からと、Sailyと比べて高めですが、利用期間を1日単位で変更できるので、余分なデータ量や期間を契約する必要がありません。

Holaflyの口コミは、こちらの記事でくわしく紹介しているのであわせて参考ください。

 
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Airalo

Airaloは、500万人以上の利用者が愛用しているサービスです。

シンガポールの企業が運営している世界初のeSIMサービスで、200以上もの国や地域に展開しているため、ほとんどの地域で利用できます。

アジアやヨーロッパなどの州全体で使えるものや、124ヶ国で利用できるグローバルeSIMなど、多種多様なサービスを提供しているため、台湾以外に複数の国に旅行する人にもおすすめです。

約675円からと低価格で、通信も比較的安定していると定評があり、信頼度も高いです。
 

KKday

KKdayは、格安でeSIMを契約できるサービスです。

eSIMだけでなく現地ツアーやホテルなどの予約もできる、アジア最大級のオプショナルツアー予約サイトで、台湾でも新幹線のチケットや人気レストランの予約が可能です。

101円からと超低価格で、データ量が1日ごとに回復するので、旅行初日で使い切っても安心して利用できます。

KKdayの有効期間
1/2/3/4/5/6/7/10/12/15/20/30日間
KKdayのデータ量
500MB/1・2・3・4・5GB

台湾は対象外ですが、国によってはデータ無制限プランも提供しているため、すぐ使い切ってしまっても安心です。

ただし、通信が安定しにくいケースもあるので、利用時は注意しましょう。

World eSIM

日本製のeSIMを使用したい人におすすめなのがWorld eSIMです。

株式会社ビジョンという日本の東証一部上場企業が運営し、グローバルWi-Fiの提供もしているので、通信品質に定評があります。

サポートが日本語に対応しているため、海外のeSIMに抵抗がある人は安心して利用できるでしょう。

eSIMの対応国数は180ヶ国以上と豊富でテザリングにも対応しているので、台湾で複数の端末を使いたい人にもおすすめです。

データ量も500MB〜無制限と自由度が高く、料金が980円からとリーズナブルなため、プライベートだけでなくビジネスでも有用です。
 

Ubigi

Ubigiは、長期滞在予定の人におすすめのeSIMです。

NTTの子会社であるフランスの企業が運営し、200以上の国と地域にサービスを展開しています。

通常のプランは使用期間が7日もしくは30日と選択肢が少ないですが、年間で契約できるプランがあり、長期留学や仕事で出張するときも活躍します。

900円からとお手頃価格で、サポートも日本語に対応しているため、英語が苦手な人でもストレスなく利用可能です。

ただし、通信速度とサポート対応が少し遅いケースがあるので注意してください。

台湾でeSIMを使うときによくある質問

台湾でeSIMを使うときによくある質問をまとめてみました。

 

eSIMは台湾でテザリング可能?

eSIMを利用して台湾でテザリングを行うことは可能です。

ただし、利用するサービスによってテザリングがサポートされているかどうかが異なる点に注意が必要です。

本記事で紹介したWorld eSIMは、台湾でもテザリングが追加料金なしで利用できます。

旅行中に複数のデバイスでインターネットを楽しみたい場合などに役立つでしょう。
 

台湾で使える電話番号付きのeSIMはある?

台湾で使えるeSIMで、電話番号付きのサービスはほとんどありません

電話番号が欲しい人は、台湾でSIMカードを購入する必要があります。

電話番号ではなく、LINEからの通話でも良い場合はSailyがおすすめです。

Sailyは台湾で速度検証した際、60Mbps以上が計測できました。

これは、リモートワークを問題なく行えるレベルなので、ぜひ利用検討してみてください。

台湾でeSIMを使うには実名認証が必要?

台湾政府の規定により、パスポートによる実名認証が必要です。

実名認証が完了してからeSIMのアクティベートが可能となるため、台湾に到着する前に実名認証をしておくとスムーズです。

まとめ:台湾旅行を快適にするならeSIMの利用を検討しよう

本記事では、台湾で使うおすすめのeSIMと、現地で行ったeSIMの検証について解説しました。

eSIMは契約から開通までオンラインで完結でき、破損や紛失リスクもないため、安心して利用できます。

適切なデータ量と日数の分だけ契約すれば良いので、無駄にデータ量などを余らせる心配もありません。

どのeSIMを契約するか悩んでいる人は、本記事で紹介したおすすめのeSIMから検討してみてください。

おすすめのeSIM

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

海外旅行で使うeSIMのおすすめは?物理SIMとの違いや選ぶポイントもあわせて解説

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