どうも、海外旅行大好きマクリンです。
台湾は日本からもアクセスが良く、親日家も多いので旅行に人気の国です。
でも、台湾で日本にいるときと同じ感覚でインターネットを利用すると、高額請求がくる原因にことも。
マクリン
それを解決できる手段がeSIMです。
そこで本記事では、台湾での使用体験をまじえつつ、台湾でeSIMを使う方法やおすすめのeSIMも紹介します。
タップできるもくじ
台湾に行くならeSIMがおすすめ
eSIM(Embedded SIM)とは、スマホに内蔵されているタイプのSIMを指します。
従来の物理SIMは、申し込みから開通まで1週間以上かかるケースがほとんどで、SIMカードの抜き差しする手間があるだけでなく、紛失や破損などさまざまなリスクがあります。
その点eSIMなら契約から開通までオンラインで完結し、スマホに直接埋め込まれているので紛失などのリスクもありません。
必要なデータ量が付与されたプランを契約し、即時開通できるため、タイムパフォーマンスにすぐれているのです。
準備物・情報がいろいろ必要な海外旅行だからこそ、わずらわしい手続きと無縁のeSIMは台湾旅行に最適な通信手段といえるでしょう。
台湾でeSIMを使う方法
台湾でeSIMを使うには、4つのステップが必要です。
本記事では、通信が安定していて安さに定評のあるSailyを例に、iPhoneを使って解説します。
eSIMを購入する
Sailyを使う前に、プランを購入しましょう。
専用アプリをインストールしてログインする
Sailyのプランを購入したら、App StoreからSailyのアプリをインストールしましょう。
eSIMのアクティベートを設定する
ログイン後、Sailyをアクティベートし、eSIMをいつでも使える状態にする必要があります。
この時点では有効期間はまだ開始されないので安心して進んでください。
台湾でeSIMに切り替える
台湾でSailyを使用できるように設定していきます。
日本を出国する直前に設定しておくと、渡航後もスムーズにインターネットを利用できます。
150ヶ国でのeSIMプランとシームレスな接続
24時間365日のライブチャットサポート
台湾でeSIMを使った検証結果
台湾でeSIMを実際に使って検証したので、その結果を紹介します。
現地ではSailyを使って検証しました。
速度検証と使用感
Fast.comを使ってSailyの速度計測を行ったところ、以下の結果になりました。
速度が60Mbps以上あると、速度重視のオンラインゲームは難しいものの、リモートワークが問題なく行える速度です。
日本にいる家族や友人ともストレスなくビデオ通話ができるでしょう。
僕が実際に使ったときは、YouTubeやWebサイトの閲覧、日本へのLINE電話がなんら問題なく使えました。
また一緒に行った友人は、自宅のWi-FiよりもSailyのほうが通信速度が速いと驚いてました。
台湾の印象
台湾では夜一人で歩いても問題ないくらい、治安の良い国でした。
親日国なので日本人の僕にもとても親切で、英語でうまく伝えられなくても笑顔で対応してくれる人がほとんどでした。
ひとつ残念だったことを挙げるなら、日本より若干安い値段で外食できますが、店によっては台湾食の油とスパイスがキツかったこと。
マクリン
また、これから台湾で旅行する人は、暑さとトイレに注意してください。
夏はホテルから出るのもうんざりするほど蒸し暑く、その反面デパートなどの屋内は凍えるほど寒いので、薄手の上着は必須です。
トイレの水洗が全般的に弱く、新しい建物でないかぎり、トイレに使用済みの紙を流せないケースがあります。
台湾でおすすめのeSIM
台湾旅行におすすめのeSIMを6つ紹介します。
eSIM | Saily |
Holafly |
Airalo |
KKday |
World eSIM |
Ubigi |
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 3.99USD〜27.99USD (約599円〜4,199円) |
700円〜7,980円 | 4.5USD〜32USD(約675円〜4,800円) | 101円〜5,636円 | 980円〜11,650円 | 900円 |
データ量 | 1GB〜20GB | 無制限 | 1GB〜20GB | 500MB〜無制限 (1日あたり) |
500MB〜無制限 | 1GB〜10GB |
対応国数 | 150ヶ国以上 | 180ヶ国以上 | 200ヶ国以上 | 146ヶ国 | 180ヶ国以上 | 200ヶ国以上 |
海外旅行におすすめのeSIMはこちらの記事も参考ください。
Saily
Sailyは、NordVPNを運営するNord Security社の開発した、グローバルeSIMサービスです。
2024年にリリースされたばかりですが、セキュリティと通信速度に定評があり、すでに人気が高まっているeSIMサービスです。
150ヶ国以上に対応し、台湾に旅行に行く際は料金も約599円からとお手頃価格。
データ量に見合った利用期間が設定されているため、最適なプランを契約できます。
データ量 | 1GB | 3GB | 5GB | 10GB | 20GB |
---|---|---|---|---|---|
有効期間 | 7日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
料金 | 3.99USD (約599円) |
7.99USD (約1,199円) |
10.99USD (約1,649円) |
17.99USD (約2,699円) |
27.99USD (約4,199円) |
速度も60Mbps以上出るため、Webサイトやナビの利用だけでなく、ビデオ通話も快適に利用可能です。
英語表記しかない点は残念ですが、デザインがシンプルで直感的に操作できるため、eSIMが初めての人でも利用しやすいサービスです。
Sailyの口コミは、こちらの記事でくわしく紹介しています。
150ヶ国でのeSIMプランとシームレスな接続
24時間365日のライブチャットサポート
Holafly
Holaflyは、データ量を気にせず使えるプランを提供しています。
データ無制限プランは、台湾を含めた180を超える国や地域に提供しているため、台湾ではポケット型Wi-Fi不要で旅行が楽しめます。
中国ではVPNが付与されるため、本来は規制対象で使用できないLINEやi Messageなども問題なく使用可能です。
料金は5日間で2,185円からと、Sailyと比べて高めですが、利用期間を1日単位で変更できるので、余分なデータ量や期間を契約する必要がありません。
Holaflyの口コミは、こちらの記事でくわしく紹介しているのであわせて参考ください。
Airalo
Airaloは、500万人以上の利用者が愛用しているサービスです。
シンガポールの企業が運営している世界初のeSIMサービスで、200以上もの国や地域に展開しているため、ほとんどの地域で利用できます。
アジアやヨーロッパなどの州全体で使えるものや、124ヶ国で利用できるグローバルeSIMなど、多種多様なサービスを提供しているため、台湾以外に複数の国に旅行する人にもおすすめです。
約675円からと低価格で、通信も比較的安定していると定評があり、信頼度も高いです。
KKday
KKdayは、格安でeSIMを契約できるサービスです。
eSIMだけでなく現地ツアーやホテルなどの予約もできる、アジア最大級のオプショナルツアー予約サイトで、台湾でも新幹線のチケットや人気レストランの予約が可能です。
101円からと超低価格で、データ量が1日ごとに回復するので、旅行初日で使い切っても安心して利用できます。
台湾は対象外ですが、国によってはデータ無制限プランも提供しているため、すぐ使い切ってしまっても安心です。
ただし、通信が安定しにくいケースもあるので、利用時は注意しましょう。
World eSIM
日本製のeSIMを使用したい人におすすめなのがWorld eSIMです。
株式会社ビジョンという日本の東証一部上場企業が運営し、グローバルWi-Fiの提供もしているので、通信品質に定評があります。
サポートが日本語に対応しているため、海外のeSIMに抵抗がある人は安心して利用できるでしょう。
eSIMの対応国数は180ヶ国以上と豊富でテザリングにも対応しているので、台湾で複数の端末を使いたい人にもおすすめです。
データ量も500MB〜無制限と自由度が高く、料金が980円からとリーズナブルなため、プライベートだけでなくビジネスでも有用です。
Ubigi
Ubigiは、長期滞在予定の人におすすめのeSIMです。
NTTの子会社であるフランスの企業が運営し、200以上の国と地域にサービスを展開しています。
通常のプランは使用期間が7日もしくは30日と選択肢が少ないですが、年間で契約できるプランがあり、長期留学や仕事で出張するときも活躍します。
900円からとお手頃価格で、サポートも日本語に対応しているため、英語が苦手な人でもストレスなく利用可能です。
ただし、通信速度とサポート対応が少し遅いケースがあるので注意してください。
台湾でeSIMを使うときによくある質問
台湾でeSIMを使うときによくある質問をまとめてみました。
eSIMは台湾でテザリング可能?
eSIMを利用して台湾でテザリングを行うことは可能です。
ただし、利用するサービスによってテザリングがサポートされているかどうかが異なる点に注意が必要です。
本記事で紹介したWorld eSIMは、台湾でもテザリングが追加料金なしで利用できます。
旅行中に複数のデバイスでインターネットを楽しみたい場合などに役立つでしょう。
台湾で使える電話番号付きのeSIMはある?
台湾で使えるeSIMで、電話番号付きのサービスはほとんどありません。
電話番号が欲しい人は、台湾でSIMカードを購入する必要があります。
電話番号ではなく、LINEからの通話でも良い場合はSailyがおすすめです。
Sailyは台湾で速度検証した際、60Mbps以上が計測できました。
これは、リモートワークを問題なく行えるレベルなので、ぜひ利用検討してみてください。
台湾でeSIMを使うには実名認証が必要?
台湾政府の規定により、パスポートによる実名認証が必要です。
実名認証が完了してからeSIMのアクティベートが可能となるため、台湾に到着する前に実名認証をしておくとスムーズです。
まとめ:台湾旅行を快適にするならeSIMの利用を検討しよう
本記事では、台湾で使うおすすめのeSIMと、現地で行ったeSIMの検証について解説しました。
eSIMは契約から開通までオンラインで完結でき、破損や紛失リスクもないため、安心して利用できます。
適切なデータ量と日数の分だけ契約すれば良いので、無駄にデータ量などを余らせる心配もありません。
どのeSIMを契約するか悩んでいる人は、本記事で紹介したおすすめのeSIMから検討してみてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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