どうも、10ギガ回線を引いて高速回線デビューをしたマクリンです。
我が家にiPhoneやMacBookなどWi-Fi 6Eデバイスが増え、最近では妻がXiaomi 14 Ultraを買い、これにいたってはWi-Fi 7デバイス。
Wi-Fiルーターをいくら高性能なものにしても、従来の光回線(1Gbps対応)だと持て余るようになってきました。
ということでenひかりクロス契約で晴れて10Gbpsデビューをはたしたわけですが、そうなるとルーターも10ギガに合った高性能なものが必要になってきました。
そこで提供いただいたのが、TP-LinkのArcher BE805です。
Wi-Fi 7対応というだけでなく、10Gbps対応のWANポートをもち、真の意味で10ギガ回線の実力をそのまま発揮できるルーターに仕上がっています。
当然2.4 / 5 / 6GHzと3つの周波数帯を使えるトリプルバンドで、我が家のようにWi-Fiデバイスが多くとも安定したネットワークを形成できます。
そこで本記事ではTP-Link Archer BE805をレビューしていきます。
- 縦置きルーター
- アンテナ内蔵モデル
- v6プラス対応
- Wi-Fi7対応
- 最大10Gbps対応WANポート搭載
- OneMesh対応中継機でWi-Fiエリア拡大可能
- サイズが大きい
- アンテナで電波の方向を調整できない
- 10ギガ回線の導入がほぼ必須
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TP-Link Archer BE805の外観と付属品
「TP-Link Archer BE805」は、2.4/5/6GHzと3種類の電波を持つトライバンドタイプのWi-Fi7ルーターです。
製品 | |
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サイズ | 297 × 264.5 × 104.3 mm |
ワイヤレス規格 | 2.4GHz:IEEE 802.11be/ax/n/g/b 5GHz:IEEE 802.11be/ax/ac/n/a 6GHz:IEEE 802.11be/ax |
周波数 | 2.4GHz+5GHz+6GHz |
最大通信速度(理論値) | 6GHz:11,520Mbps 5GHz:5,760Mbps 2.4GHz:1,376Mbps |
ワイヤレスセキュリティ | WPA WPA2 WPA3 WPA/WPA2-Enterprise(802.1x) |
CPU | 1.8GHzクアッドコアCPU |
インターフェース | 10Gbps WANポート x 1 10Gbps LANポート x 1 1Gbps LANポート x 4 USB 3.0ポート x 2 |
WANタイプ | 動的IP 静的IP PPPoE PPTP L2TP v6プラス DS-Lite |
価格 | 54,800円前後 |
アンテナ内蔵ですっきりした外観ですが、奥行きが30cm近くあり、とにかくデカいです。
基本は縦置き使用想定で、横置きはできません。
- 1Gbps LANポート x 4
- 10Gbps WANポート x 1
- 10Gbps LANポート x 1
- USB 3.0ポート x 2
10Gbps対応のWANポート・LANポートがつき、10ギガ回線の速度をそのまま活かせる仕様なのがありがたいです。
同梱品はルーター本体に電源アダプター、LANケーブル、リセット用ツール、かんたん設定ガイドです。
TP-Link Archer BE805のレビュー
TP-Link Archer BE805の接続設定ならびに通信速度を紹介します。
接続設定方法
接続設定方法を紹介します。
通信速度を計測
我が家の光回線はもともと1Gbpsの「enひかり」を使っていて、本ルーターの導入を機に、10Gbpsの「enひかりクロス」に変えました。
TP-Link Archer BE805自体は1Gbpsのときから使っていたので、両回線でちょうど速度を比較することができました。
ということで、まずは1ギガ回線時の通信速度から。
- 下り(ダウンロード) ネット閲覧・アプリダウンロード・動画鑑賞時の速度
- 上り(アップロード) メール送信・データアップロードの速度
上り下りともに240〜280Mbps程度出ていて、通常使用する分にはなんら不自由ない速度です。1ギガ回線の平均的な数値といったところ。
ただ、本ルーターの実力を出し切るにはどうしても役不足な感が否めません。
というのもWi-Fi 6Eや7は本来、実効スループットでも1Gbps以上出せる能力のあるWi-Fi規格。
でも、1ギガ回線ということは最大1Gbpsに制限されてしまうため、どう頑張っても1Gbps以上出ることはないのです。
ということでいよいよ、10ギガ回線時の速度を紹介します。
さすが10ギガ回線といった結果で、Wi-Fi環境下でもなんと1Gbpsを超えています。
しかもこちら、Wi-Fi 7デバイスではなく、Wi-Fi 6EのiPhone 15 Proでの結果です。
現時点でWi-Fi 7デバイスは少なく、実際はWi-Fi 6あるいは6Eでの使用となることが多いですが、それでもこんな感じで1ギガは超えるので安心ください。
つまり、従来の光回線の最大速度をもWi-Fiで超えちゃうということです。恐るべし10ギガ回線。
つづいて、妻のXiaomi 14 Ultra、すなわちWi-Fi 7デバイスで測った結果です。
下りにいたってはなんと2.8Gbpsで3ギガ近く出ています。驚きの値です。
実際の使用感も、ページ遷移が「シュンッ、シュンッ」といった具合で従来の3倍程度速く、動画のアップロードも「え !? もう終わったん…?」となることが増えました。
全てのネット作業が速くなったおかげで、仕事の効率が上がるという副次的な効果も生まれています。
Wi-Fi 7ルーターと10ギガ回線の組み合わせは破壊的(褒めてる)でした。
TP-Link Archer BE805はこんな人におすすめ
TP-Link Archer BE805は「10ギガ回線の真価を発揮できるルーターが欲しい人」におすすめです。
縦置きかつアンテナ内蔵のスマートフォルム(ただしゴツい)ながら、10GbpsのWANポートをもち、10ギガ回線をしっかりそのまま活かせる仕様となっています。
Wi-Fiの実測値でも1ギガを超え、従来の光回線の最大値をも上回ります。
今後ますますWi-Fi 7デバイスが増えることをふまえると、10ギガ回線は一般的になってくるはずなので、それとともに本ルーターの導入をおすすめします。
TP-Link Archer BE805レビューまとめ
本記事はTP-Link Archer BE805をレビューしました。
10ギガ回線とWi-Fi 7を導入するなら、ぜひ一緒に組み合わせてほしいルーターです。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 縦置きルーター
- アンテナ内蔵モデル
- v6プラス対応
- Wi-Fi7対応
- 最大10Gbps対応WANポート搭載
- OneMesh対応中継機でWi-Fiエリア拡大可能
- サイズが大きい
- アンテナで電波の方向を調整できない
- 10ギガ回線の導入がほぼ必須