どうも、VPNヘビーユーザーのマクリンです。
僕は複数のVPN(Virtual Private Network)をかれこれ3年以上併用しています。
ヨメ
マクリン
とはいえVPNを利用する目的は人によってさまざま。
そのため、利用するVPNを選ぶときには、自分が想定している用途に合っているかの確認が欠かせません。
そこで本記事では、おすすめのVPNランキングと用途別におすすめのVPNを紹介します。
タップできるもくじ
VPNはなぜ必要?
インターネットを利用するうえで、VPNが必要になる主な理由には以下のものがあります。
- 通信のセキュリティを確保する(匿名性の確保)
- 特定のWebサービスを利用する(地域制限の回避)
- 政府機関の検閲を回避する
一方、VPNをオフにするとどうなるかは、こちらの記事でくわしく解説しています。
VPNを利用することで、インターネット上の通信が暗号化されるため、第三者によるデータの盗聴や漏洩を防ぐことができます。
また、VPNを使用すれば自分のIPアドレス(インターネット上における住所)を隠すことができます。
つまり、自分がどこからアクセスしているか伏せられるので、プライバシーの保護につながります。
もうひとつ、VPNの利用目的で外せないのが地域制限(ジオブロック)の回避です。
というのもインターネット上には地域制限が設けられているサービスが多くあります。
例えば、海外の動画配信サービスの中には日本からアクセスできないサービスがあったり、日本の動画サービスでも海外からアクセスできないものがあります。
VPNを使ってVPNサーバーに接続すれば、サービス提供元からは接続しているVPNサーバーの国からアクセスしているものとみなされます。
この特性を利用することで地域制限を回避することができるのです。
地域制限の回避例として、日本版Netflixでは配信権の関係でジブリ作品が見れないが、VPNでトルコ版Netflixにつなぐことでジブリが見れるようになるといったものがあります。
逆に、海外旅行時に日本でしか見れない動画サービスやサイトを見たり、海外アクセスを拒否しているメールサーバーを使ってメールを送りたいときにもVPNは活躍します。
自分がどの目的でVPNを利用するかによって、重視すべきポイントが異なります。
具体的には以下のとおりです。
- セキュリティ確保 運営元のセキュリティポリシーや対応プロトコル
- 検閲回避 運営元のセキュリティポリシーおよびVPN規制への対応状況
- 地域制限の回避 VPNサーバーの設置台数およびエリア
VPNを選ぶうえで外せないポイントを明確にすることで、特定のVPNが自分に合っているか判断するのに役立ちます。
VPNのおすすめをランキング順に紹介
クラウドワークスとランサーズにて10〜60代の男女172名を対象に「どのVPNサービスがおすすめですか?」とアンケートをとりました(調査は断続的に実施し、最新は2024年10月29日)。
ここからは「上記のVPN5つ」+「0票だけど個人的におすすめのVPN2つ」を合わせて紹介します。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
MillenVPN |
CyberGhost |
PIA | VyprVPN |
---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 480円〜2,070円 | 4.99 USD~12.95 USD (約749円~約1,943円) |
288円~2,238円 | 396円~1,738円 | 290円〜1,790円 | 250円〜1,480円 | 3.00 USD~10.00 USD (約450円~約1,500円) |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | ||||||
サーバー設置国 | 111ヶ国 | 105ヶ国 | 100ヶ国 | 72ヶ国 | 100ヶ国 | 91ヶ国 | 70ヶ国 |
サーバー台数 | 6,445台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 1,300台以上 | 11,605台 | 25,000台以上 | 700台以上 |
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 8 | 無制限 | 10 | 7 | 10 | 5 |
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 |
なお、ナンバー1・2のNordVPNとExpressVPNは、こちらの記事で比較しているのであわせて参考ください。
1位:NordVPN
NordVPNは「価格・速度・安定性」の3拍子そろったVPNです。
日本国内でNordVPNを利用した場合、状況によっては500Mbpsを超える速度が出るときもあります。
サーバー設置台数も6,000台を超え、十分な数を用意しています。
VPN選びに迷ったときは、正直コレを選んでおけば間違いありません。
NordVPNの詳細をよりくわしく知りたい人は、以下の記事もあわせて確認ください。
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2位:ExpressVPN
速度・安定性重視でVPNを選びたい人には、ExpressVPNがおすすめです。
速度の速さに定評があり、VODサービスを利用したり、大容量ファイルを送受信する用途に向いています。
日本から実際にExpressVPNを利用すると、VPNサーバーに接続した状態で500Mbpsを超える速度が出るケースもありました。
VPNサーバーは105ヶ国に3,000台以上を設置しているため、障害や規制強化があったときでも代替経路を確保しやすいでしょう。
ExpressVPNの詳細はこちらのページで解説しています。
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3位:Surfshark
PCやスマホ、タブレットをはじめ、多くのデバイスに接続したい人にはSurfsharkがおすすめです。
月288円で最安クラスなのにくわえ同時接続台数が無制限で、複数のデバイスを同時に接続しても問題なく使えます。
オフィスで多くのユーザーが使用するVPNとして使うのもよいでしょう。
サーバーを100ヶ国以上に設置し、豊富な接続経路の選択肢もSurfsharkを利用するメリットです。
Surfsharkは、以下の記事でくわしく取り上げています。
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4位:MillenVPN
MillenVPNは、日本語サポートに完全対応した国産VPNです。
最大同時接続デバイス数が10台で、個人利用なら1ライセンスで十分まかなえるのも魅力。
サーバーを72ヶ国に設置していますが、台数が1,300台と少ないのがデメリットです。
サーバーが少ないと1サーバーあたりのユーザーが増え、通信速度が遅くなる可能性がある点に注意ください。
ほかのVPNと同様に30日間の返金保証があるので、使い勝手が気になる人は実際に確かめるとよいでしょう。
MillenVPNの評判やくわしい情報は、以下の記事で解説しています。
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5位:CyberGhost
VPNを安価に長期間使いたい人は、CyberGhostがおすすめです。
2年契約すると月290円になり、Surfsharkとならんで安価なのが魅力。
また、100ヶ国に11,000台以上のサーバーを設置しているのも安心です。
速度に定評のあるNordVPNやExpressVPNと比べてやや遅めではあるものの、さまざまな用途に支障がない程度の速度は出ています。
契約プランに応じて返金保証の期間が異なり、6ヶ月以上のプランを選べば45日間の保証を受けられます。
使い勝手をじっくり確かめてから本格運用したい人も、ぜひ検討してみてください。
CyberGhostの詳細情報は、こちらの記事にまとめています。
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PIA(Private Internet Access)
PIA(Private Internet Access)は、低コストかつサーバー台数の多いVPNを利用したい人におすすめです。
サーバー台数が91ヶ国に25,000台以上と他社より圧倒的に多く、時間帯による混雑を心配する必要がないため、常に安定した接続を行えます。
長期契約では月額料金が250円と、非常に安価なのも魅力の一つ。
また、24時間年中無休のカスタマーサポートがあり、メールやチャットを通じてトラブルをすぐに解消できます。
ただし、日本語には対応していないので、英語が苦手な人は翻訳作業が必要となるでしょう。
VyprVPN
VyprVPNは、短期間での利用を検討している人におすすめです。
サーバーは70ヶ国に設置されていますが、台数が700台と少ないのがデメリットです。
ユーザーが混雑する時間帯は通信速度が遅くなる懸念があります。
契約期間は1ヶ月か1年の2つから選択できるため、短期の海外出張や旅行と相性が良いでしょう。
VPNを選ぶときのチェックポイント
VPNを選ぶときにチェックすべきポイントを6つ紹介します。
それぞれのポイントで何に注目すればよいかを見ていきましょう。
価格
一般提供されているVPNは有料のものが多いため、利用料金を忘れずにチェックしましょう。
多くのVPNは、1年や2年などの長期契約にすると、1ヶ月あたりが安くなる料金プランを採用しています。
主要なVPNの価格は以下のとおりです。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 (1ヶ月契約) |
2,070円 | 12.95 USD (約1,943円) |
2,238円 | 1,790円 | 1,738円 |
月額料金 (6ヶ月契約) |
– | – | – | 1,000円 | – |
月額料金 (1年契約) |
730円 | 6.25 USD (約938円) |
428円 | – | 594円 |
月額料金 (2年契約) |
480円 | 4.99 USD (約749円) |
288円 | 290円 | 396円 |
1年以上の使用を前提としているなら、長期契約するのがおすすめです。
なかにはセカイVPNのように1ヶ月単位の契約しか用意していないところもあります。
上記相場より大幅に高いサービスはコストパフォーマンスが悪くなるため、注意しましょう。
一方、大幅に安いサービスもクオリティに懸念があるため、こちらも同様に注意が必要です。
安いVPNサービスは、以下の記事でくわしく解説しています。
セキュリティポリシー
ビジネス用途や政府機関の検閲回避に利用するなら、セキュリティポリシーを忘れずにチェックしましょう。
多くのVPNでは、運営元が接続ログを保持しない「ノーログポリシー」を掲げています。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー |
セキュリティを重視するなら、ノーログポリシーを掲げているVPNがおすすめです。
なかにはVPN GateやセカイVPNのように、ログを保存しているVPNも存在します。
そのようなサービスを利用すると接続ログがサーバーに残ってしまうため、ログが流出するリスクがあります。
セキュリティを重視する場合は大きなデメリットになるため、ログを保存しているVPNは選ばないほうがよいでしょう。
同時接続台数
PCやスマホ、タブレットなどのデバイスを同時に複数接続したい場合、同時接続台数を確認してください。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 8 | 無制限 | 7 | 10 |
接続するデバイスが多い場合、同時接続台数が無制限のVPNを選ぶとよいでしょう。
上限が定められていても、同時接続台数が多ければ問題なく利用できるケースもあります。
なかには6台程度しか同時に接続できないVPNも存在します。
そのようなVPNで多数のデバイスを接続する場合、契約するライセンス数が増え、コストがかさみがちです。
コストパフォーマンスを考えると、最初から同時接続数の多いVPNを選ぶのがおすすめです。
返金保証・無料体験
通信速度や接続の安定性は状況によって大きく変化するため、実際に使ってみないとわかりません。
そのため多くのVPNでは、使い勝手を確かめるための返金保証期間や無料体験期間が用意されています。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 |
上記のように30日程度に設定されていることが多いため、この期間内に使い勝手を確かめるとよいでしょう。
ただし、VPNによっては返金保証が14日程度のものがあります。
トライアルを考えているときは、返金保証・無料体験の期間を忘れずに確認してください。
通信速度・安定性
VPNを快適に使用するには、十分な通信速度と安定した接続が欠かせません。
速度が遅いと大容量ファイルの送受信に時間がかかったり、動画を視聴しているときに止まったりすることがあります。
さまざまな用途でVPNを活用するなら、50~100Mbps程度の通信速度を目安にするのがおすすめです。
最低でもこのくらいの速度が出ていれば、ほとんどの用途でストレスを感じないでしょう。
なかにはNordVPNやExpressVPNのように500Mbps以上出るものもあり、速度にこだわるならこれらがおすすめです。
高速のVPNは、以下の記事でくわしく解説しています。
サーバー台数
VPNの利便性に直結する要素のひとつがサーバー台数です。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
サーバー設置国 | 111ヶ国 | 105ヶ国 | 100ヶ国 | 100ヶ国 | 72ヶ国 |
サーバー台数 | 6,445台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 11,605台以上 | 1,300台以上 |
サーバー台数が多ければ接続経路の選択肢が増えるため、障害が発生したりVPN規制が強化されたりしたときに対処しやすくなります。
VPNを選ぶときは「使いたいエリアにサーバーを設置しているか」と「設置台数」に着目しましょう。
大手VPNでは70~90ヶ国に3,000台~10,000台程度のVPNサーバーを設置しています。
サーバーの少ないVPNでは1,000台程度しか存在しないこともあるため、契約前に忘れずチェックしてください。
無料VPNのおすすめ4選
なかには、無料で利用できるVPNも存在します。
有料VPNに比べてリスクが高かったり、選択肢が狭かったりしますが、用途によっては無料VPNを検討してもよいでしょう。
ここからは、代表的な無料VPNとしておすすめの4サービスを紹介します。
VPN名 | Proton VPN |
VPN Gate |
TunnelBear |
Windscribe |
---|---|---|---|---|
月額料金 | Free:無料 ※Plus:3.59~9.99USD |
無料 | Free:無料 ※Unlimited:3.33~9.99USD |
Free:無料 ※Unlimited:5.75~9.00USD |
プライバシーポリシー | ノーログポリシー | ログあり | ノーログポリシー | ノーログポリシー |
サーバー設置国 | 3ヶ国 | 20ヶ国 | 47ヶ国 | 11ヶ国 |
サーバー台数 | 約100台 | 約7,000台 | 非公開 | 非公開 |
最大同時接続デバイス数 | 1 | 5 | 無制限 | 無制限 |
無料VPNのおすすめは、こちらの記事でもくわしく解説しています。
Proton VPN
Proton VPNはほかのサービスと同様に有料のVPNですが、機能制限版を無料プランとして提供しています。
無料プランでもセキュリティポリシーは有料プランと同様で、帯域制限もないのが魅力です。
ただし、無料で利用できるVPNサーバーが約100台と限られているため、接続先が制限されるのはデメリットといえるでしょう。
実際に使用すると、無料で接続できるサーバーは有料版より低速になる傾向があります。
一時的な利用で、通信速度をそこまで重視しないのであれば、Proton VPNを検討してもいいでしょう。
Proton VPNのくわしい情報を知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
VPN Gate
筑波大学が学術研究目的で運営し、すべてのサービスを完全無料で使用できるのがVPN Gateです。
VPN Gateでは各サーバーの接続数や回線品質、対応プロトコルなどの情報を細かく公開しています。
使い勝手の良いサーバーを探している人は、参考にするといいでしょう。
ただし、サーバーが接続ログを保有しているのはセキュリティ面で大きなデメリットです。
サーバー自体も一般ユーザーが提供しているため、悪意を持ったユーザーが紛れている可能性も考えられるでしょう。
これらを総合的に考慮すると、VODサービスやWebサイトの閲覧用に限定し、セキュリティを重視する用途ではVPN Gateを使わないのがおすすめです。
以下の記事では、VPN Gateの情報をさらにくわしく紹介しています。
TunnelBear
TunnelBearもノーログポリシーを採用し、有料版にくわえ無料版も提供しています。
無料版でも有料版と同様47ヶ国に接続できるので、さまざまな地域限定サービスを利用できますが、各国内のサーバーを自由に選べない点に注意が必要です。
居住地から近いサーバーでは70Mbps前後出ることもある一方、アメリカやブラジルなどに接続するとスピードテストで計測できないほど速度が遅くなるケースもあります。
さらに無料版だと1ヶ月の通信使用料が2GBまでに限定されています。
動画配信サービスの利用や居住国のサービスを一時的に利用する分には問題ありませんが、大容量データの送受信や離れた地域の限定サービス利用には向いていません。
さまざまな地域のサービスを十分に楽しむなら有料版にアップグレードするか、NordVPNやExpressVPNがおすすめです。
Windscribe
Windscribeも、無料版でノーログポリシーを採用している点でおすすめのVPNです。
無料版で接続できる国は以下の11ヶ国だけで、有料版にアップグレードしなければ接続できないサーバーもあるので注意が必要です。
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- 香港
- フランス
- ドイツ
- オランダ
- スイス
- ノルウェー
- ルーマニア
- トルコ
実際に日本から使ってみると、無料版の接続先が離れていることもあり、接続が不安定なケースが多いです。
専用アプリも日本語未対応で使い勝手が悪く、設定変更にVPNやネットワークの知識も多少必要なので初心者には向いていません。
またTunnelBear同様に、30日間の通信データ容量は2GBまでに制限されている点も注意が必要です。
欧米在住者には向いているかもしれませんが、日本から利用するなら有料版にアップグレードするか、NordVPNかExpressVPNを契約したほうがいいでしょう。
主要なVPNの料金・サービスを比較
世の中には多種多様なVPNサービスが存在するため、自分に合ったものを選ぶためには特徴を比較・検討することが欠かせません。
そこで、ここからは以下の2つに分けておすすめのVPNを紹介します。
有料VPNの比較
本記事で紹介した5つの有料VPNを一覧で比較すると以下のとおりです。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 480円〜2,070円 | 4.99 USD~12.95 USD (約749円~約1,943円) |
288円~2,238円 | 290円〜1,790円 | 396円~1,738円 |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | ||||
サーバー設置国 | 111ヶ国 | 105ヶ国 | 100ヶ国 | 100ヶ国 | 72ヶ国 |
サーバー台数 | 6,445台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 11,605台以上 | 1,300台以上 |
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 8 | 無制限 | 7 | 10 |
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 | ||
VPNプロトコル |
|
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|
選び方で迷ったときは、以下を参考にしてください。
- 速度を重視したい NordVPN / ExpressVPN
- 多数のデバイスを同時に接続したい Surfshark
- 安価に使いたい Surfshark / CyberGhost / MillenVPN
いずれもノーログポリシーを掲げて運営し、セキュリティ面では問題ありません。
有料VPNのおすすめは、こちらの記事でくわしく紹介しているので、あわせて参考ください。
無料VPNの比較
おすすめの無料VPNとして紹介したProton VPNとVPN Gateの特徴をまとめると以下のとおりです。
VPN名 | Proton VPN |
VPN Gate |
---|---|---|
月額料金 | Proton VPN Free:無料 ※Proton VPN Plusは3.59~9.99USD |
無料 |
プライバシーポリシー | ノーログポリシー | ログあり |
サーバー設置国 | 3ヶ国 | 20ヶ国 |
サーバー台数 | 約100台 | 約7,000台 |
最大同時接続デバイス数 | 1 | 5 |
VPNプロトコル |
|
|
無料で制限の少ないVPNを探しているなら、VPN Gateを使うとよいでしょう。
一方、無料かつセキュリティの強固なVPNを探しているなら、Proton VPNがおすすめです。
Proton VPNが気に入ったら、同時接続デバイス数が1 10に増え、サーバー数も100台 1,700台以上に増える有料版に切り替えるといいでしょう。
用途別におすすめのVPNを紹介
最後に、本記事で紹介したVPNの中から用途別におすすめのものを紹介します。
以下7パターンに分けて紹介するため、自分の用途に合ったものを選びましょう。
目的によって重視すべき要素が異なり、おすすめのVPNサービスにも違いがあります。
中国で使うのにおすすめのVPN
中国でVPNを使用する目的は「Great Firewall(金盾)」を使った政府機関の検閲を回避することです。
そのため、ノーログポリシーを掲げる安全性が高いVPNの中から、中国でも使えると謳っているものを選ぶとよいでしょう。
とくにおすすめのVPNサービスは以下のとおりです。
いずれも公式サイト上で中国でも使えると記載しているため、安心して使えます。
ただし、規制が突然強化されるリスクを考えると、2つ以上のVPNを契約しておくのがおすすめです。
韓国のサービスを観るのにおすすめのVPN
韓国のバラエティ番組やドラマ、音楽番組をリアルタイム視聴する際にもVPNは重宝します。
というのも、SBS・MBC・KBS・JTBCといった韓国の放送局、TVING(tvN)やWavveなどの動画配信サービスは、日本からは通常視聴できないからです。
VPNを使い、韓国のVPNサーバーに接続することで、韓国外からでも上記サービスを視聴できるようになります。
また、韓国のファンミやコンサートのチケットを入手する際、韓国サーバーにつないでチケット販売サイトにアクセスすることで、日本からでもチケット争奪戦に公平に臨めます。
Beyond LIVEのようなオンラインライブ配信サービスの購入・視聴にもVPNは活躍します。
これらのVPNは韓国内にサーバーが設置され、十分な通信速度が出ることが確認できているのでおすすめです。
日本から海外のVODを利用するのにおすすめのVPN
日本から海外のVODを使用するときは、通信速度が速く、VODサービス提供元にサーバーを設置しているVPNを選ぶのがおすすめです。
とくにおすすめのVPNには、以下のものがあります。
上記のVPNは接続が安定し、サーバー数も多いためVODを利用するのに向いています。
例えばNetflixは、日本だとジブリ作品を配信していませんが、ヨーロッパやトルコのVPNサーバーに接続することでジブリが観れるようになります。
また、VPNを使って海外サーバー経由でサブスクを契約し、月額を安くする方法もあります。
あとは、日本からアクセスできない海外サービス(動画・アニメ配信・スポーツ)を閲覧する際にもVPNは大活躍します。
海外から日本のVODを利用するのにおすすめのVPN
海外から日本のVODサービスを利用するなら、日本にサーバーがあるVPNの中から通信速度が速いものを選ぶとよいでしょう。
おすすめのVPNは以下の3つです。
日本から海外のVODを利用するときと同じ組み合わせですが、いずれも日本にサーバーを設置しています。
速度も安定しているため、日本のVODを利用するときにも使いやすいでしょう。
また、日本はMLB.TVの配信規制対象外なので、MLB(メジャーリーグ)のライブ配信を海外から観たいときも日本のVPNサーバーが活用されています。
スマホアプリ(iPhone/Android)で利用するのにおすすめのVPN
スマホでVPNを使いたい人は、設定が簡単なスマホ用アプリを提供しているサービスを選ぶのがおすすめです。
上記4サービスはいずれもAndroid・iPhone双方のアプリを用意しています。
また、タブレットで利用したい人向けにiPad用のVPNアプリもあります。
インストールして事前にログインするだけで、VPNサーバーへすぐに接続できて便利です。
PCやChrome拡張機能で使いやすいおすすめのVPN
スマホだけでなく、WindowsやMacなどPCでもVPNを使いたい場合、PC用の専用アプリやChrome拡張機能をもつVPNサービスがおすすめです。
設定の手間を省きたい人はアプリの利便性を重視するとよいでしょう。
通信速度が比較的速いVPNのうち、使いやすいPC用アプリやChrome拡張機能を提供しているサービスは以下のものがあります。
これらのVPNは、アプリをインストールしてログインするだけでVPNサーバーにアクセスできて便利です。
個人利用におすすめのVPN
インターネットを自由に使ううえで、個人のプライバシーを保全するという視点は欠かせません。
徹底したプライバシーポリシーのもとに、ユーザのログを取らない(ノーログ)安全性と、ユーザーフレンドリーなインターフェースを採用している点で、以下2つのVPNが個人利用におすすめです。
これらのVPNではプライバシー保護はもちろんのこと、幅広い国のサーバーに接続できるので、地域制限のあるコンテンツへのアクセスなどエンタメ利用でも使いやすいです。
VPNに関するよくある質問
VPNに関するよくある質問に回答します。
VPNを利用すると速度が遅くなる?
VPNを利用すると、通常のインターネット接続よりも速度が遅くなることが多いです。
VPNはインターネット上のプライバシーやセキュリティを確保するために、通信データを第三者から見れないように暗号化しています。
この暗号化の過程で、データが別の場所(サーバー)をいったん経由して読み取り不能としているため、通常のインターネット接続より多くの時間を要することになるのです。
また、VPNサービス自体の品質によっても速度が影響を受けることがあります。
NordVPNやExpressVPNといったVPNサービスは、速度とセキュリティのバランスを上手くとりながら、ユーザーの快適性を落とさずにVPNを利用できるよう最適化しています。
しかし、VPNサービスによっては、セキュリティを優先しすぎて速度が犠牲になっているものがあります。
さらに、接続先のVPNサーバーの場所によっても速度が異なることがあります。
たとえばVPNサーバーが遠くにある場合、データが送受信される距離が物理的に長くなるため、速度が低下する可能性があります。
したがって、VPNを利用する場合は、速度が遅くなることを覚悟する必要があります。
できるだけNordVPNなど高品質なVPNサービスを選択し、接続先のサーバーを適切に選択することで、速度を最大限引き出すことができます。
コスパ最強のVPNは?
結論からいうとSurfsharkがコスパ最強のVPNです。
2年契約の月額が300円台前半と随一の安さにも関わらず、デバイスの同時接続数が無制限と太っ腹仕様だからです。
また、サーバー設置国も100ヶ国と多く、接続サーバー先の自由度も高め。
ただし、他のVPNと比べて通信速度が安定しないことがあるため、その点は注意しましょう。
本記事でもっともおすすめのVPN「NordVPN」との比較は、以下の記事で行っているのであわせて参考ください。
一番安全なVPNは?
NordVPNとExpressVPNの2つが安全性の高いVPNです。
どちらのVPNも、通信を暗号化するアルゴリズムに軍事や政府機関でも採用されている「AES-256bit」を使用しています。
また、いずれもノーログポリシーを掲げ、これまでに監査などで実際に保存しているログが見つからなかったため、ノーログであることを証明されたケースもあります。
一部のVPNサービスには、ノーログと謳いながらログを保存している悪質なものもあるので、快適にインターネットをするためにもNordVPNやExpressVPNのような安全性の高いVPNを利用しましょう。
VPNの利用は違法?
VPNの利用自体は違法ではありません。
プライバシーやセキュリティを保護するために使用する技術なので、VPNの利用を推奨している会社・サービスもあるほどです。
ただし、中国やロシアなど共産圏の国々では、VPNの利用を禁止や制限している場合があるので注意ください。
VPNを国で禁止していなくても、サービス提供元が利用規約で禁じているケースもあります。
また、VPNを使用したうえで違法行為を行うことは当然違法となります。
たとえば、VPNを利用して違法なコンテンツ(海賊版の映画や音楽、違法なポルノ)にアクセスすることは違法です。
ハッキングや不正アクセスを行うことももちろん違法。
VPNを使用して、他人のコンピューターシステムに侵入し、情報を盗んだり、破壊したりすることは、不正アクセス禁止法に違反する行為です。
さらに、VPNを使用して、オンラインカジノやスポーツ賭博(公営競技やスポーツくじ以外)などの違法ビジネスに参加することは、賭博罪にあたります。
VPNを使えば航空券が安く買える?
国ごとの航空券の提供価格差を利用し、かつてはVPNに接続することで航空券を最大数万円安く購入できていたようです。
しかし現在は、どの国から操作しても価格変動が起きないように変更されています。
タイミングによっては、VPN経由で数千円安くなることはあるものの、VPN費用を合わせるとあまり変わらないので、航空券購入目的でVPNを使うメリットは現状低いです。
くわしい検証結果は、こちらの記事で紹介しているのであわせて参考ください。
まとめ:VPNのおすすめは用途によって異なるので特徴をよく考えて選ぼう
世の中にはさまざまなVPNがあるため、おすすめのVPNは用途によって大きく異なります。
用途に応じて適切なVPNを選ぶことで、より安全かつ快適にインターネットを利用できます。
本記事では、とくにおすすめのVPNとして以下の7つを紹介しました。
それぞれに特徴があるため、自分がVPN選びで重視するポイントに合ったものを選ぶとよいでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。