月額料金が安いうえに契約期間の縛りがない「enひかり」ユーザーのマクリンです。
もし開通工事が遅いとしたら、申し込みをためらう人も少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、enひかりの工事期間や工事にかかる料金、具体的にどんな工事を行うのかを分かりやすく解説していきます。
タップできるもくじ
enひかりの工事期間
enひかりの工事は以下の流れで行われ、通常2週間〜1ヶ月ほどの期間がかかります。
画面の指示にしたがって申込情報を入力していきます。
申し込みの区分は、以下の基準で選んでください。
- いま使っているインターネット回線がフレッツ光の場合は「転用」
- ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボの場合は「事業者変更」
- それ以外の場合には「新規申込」
他の光回線からenひかりへの乗り換え方法は、こちらの記事でくわしく解説しています。
また、月額198円(税込)の「v6プラスオプション」を追加することで、回線が混雑する時間帯でも速度低下が生じにくくなるのでおすすめです。
専用フォームから連絡をすると、3営業日以内にenひかりカスタマーセンターから申込内容の確認および工事日調整の連絡が来ます。
戸建ての場合は内容が確認できたら工事日の調整にそのまま移りますが、アパート・マンションなどの集合住宅だと、管理会社の許可を求められることがあります。
この場合は管理会社の許可を得てから、こちらから後日折返しの連絡を行い、そこで工事日を調整することになります。
電話番号等で本人確認ができない場合には、本人確認書類の提出を求められることがあります。
カスタマー担当者より案内される指示に従って、免許証やパスポートなどの身分証明書のコピーを送付しましょう。
カスタマーからの電話連絡や本人確認が済んだら、あとはenひかりの開通手続きが行われるのを待つだけです。
開通工事が必要な場合にはNTTによる設備工事が行われます。
設備工事がすでに済んでいる物件の場合は、モデムが送られてくるだけの無派遣工事となることもあります。
どういった工事が行われるかは、enひかりカスタマーセンターからの電話連絡時に案内されるので安心ください。
毎年1〜4月は繁忙期で工事が遅くなる場合がある
enひかりの開通工事は前述のとおり、2週間〜1ヶ月ほどの期間がかかります。
ただし、毎年1〜4月は引っ越しが増える繁忙期となり、それにともなって光回線の開通工事も遅くなりがちです。
以下、enひかりの工事に関する口コミをTwitterで集めてみたので参考ください。
enひかりの申込みしたのはいいんだけど、工事日4/2とかヤバすぎる。
— カズキ (@kazusan1993) February 8, 2021
2週間前にenひかりに申し込んだけど、工事日がまだ決まらない。
NTTや現場工事との連携が悪い気がする。— ocean_126 (@126_ocean) January 28, 2021
enひかりの申し込みをして一ヶ月
今になって工事予定が遅れていつになるかわからないと連絡が来た
最短でも2週間後
かさむレンタルwifiの延長料
もう後悔し始めてる— CG子ニシパ (@cg_pko) January 27, 2021
口コミを見てみると、1〜4月頃は開通工事が行われるまでに1ヶ月以上の期間がかかる場合があるようです。
我が家はこれまで3回申し込み、1回は戸建て用のファミリータイプ(月4,620円)、2回は集合住宅用のマンションタイプ(月3,520円)で申し込んでいます。
申し込んでから開通までのスケジュールを振り返ってみます。
ファミリータイプの場合
マンションタイプの場合
上記のようにファミリータイプかマンションタイプなのかによって「2週間〜1ヶ月以上」と幅があります。
繁忙期は工事業者のスケジュールも立て込んでいるので、開通まで1ヶ月以上の期間がかかるかもしれないことを覚えておきましょう。
なお、マンション・アパートだからといって、必ずしもマンションタイプになるわけではありません。
その物件の共有スペースに「NTT回線設備が導入されているか否か」で決まります。
NTT東日本エリアなら「NTT東日本エリア検索」、NTT西日本エリアなら「NTT西日本エリア検索」で住所を入力し、住んでいる物件が表示されるなら、回線設備が導入されているのでマンションタイプで申し込み可能です。
開通工事が行われるまでenひかりのレンタルWiFiが割安で使える
enひかりを運営する株式会社縁人では、ポケット型WiFiのレンタルサービスも行っています。
最短1泊2日からレンタルすることができ、しかもenひかりの利用者なら3泊4日分が無料になります。
enひかりの工事待ちでもモバイルWi-Fiレンタル無料で3泊4日追加してくれる株式会社縁人さん、神かな?
— ナンシー (@ZwzbJn) April 27, 2021
上記口コミにもあるように、enひかりの開通工事待ちであっても3泊4日分は無料で利用できます。
ただし、WiFiレンタルを1泊2日以上の期間で注文した場合に、+3泊4日分が無料になるキャンペーンなので、最低でも780〜980円の料金がかかることは覚えておきましょう。
enひかりの工事料金
enひかりに申し込むと開通工事費や事務手数料として、戸建て・マンション問わず以下の初期費用が発生します。
区分 | 事務手数料 | 工事費用 | 合計 |
新規申込 | 3,300円 | 2,200円〜16,500円 | 5,500〜19,800円 |
転用・事業者変更 | 2,200円 | なし | 2,200円 |
転用や事業者変更で申し込んだ人は、すでに設置されている設備を流用するので事務手数料だけで乗り換えが可能です。
お住まいの物件にフレッツ回線の設備が導入されていない場合は、回線設備を新たに設置するための工事を行わなければなりません。
ただし、物件によって工事内容が異なるので、工事費用は2,200円〜16,500円と幅があります。
申し込んだ後の折り返し連絡で開通工事の費用が分かるので、必ず確認するようにしましょう。
他社のような工事費無料キャンペーンは行われていない
enひかりでは残念なことに、工事費無料キャンペーンは行われていません。
他社だと新規契約者向けに工事費を実質0円にするキャンペーンが行われているので、初期費用に関しては劣っているといわざるを得ません。
しかし、他の光回線は軒並み2年契約や3年契約の縛りが設けられ、解約する際に数万円以上の高額な違約金が発生します。
その点enひかりは、契約期間や違約金による縛りが一切ないので、初期費用を支払ったとしても、トータルで見ればenひかりに申し込んだほうがお得といえるでしょう。
enひかりの工事内容
enひかりの工事内容を簡単に紹介していきます。
enひかりは光コラボのひとつなので、開通工事を行うのはNTTの委託工事業者です。
画像引用:フレッツ光
- 電話線の配管を共有して引き込む方法
- エアコンダクトを使用して引き込む方法
- 壁に穴を開けて引き込む方法
壁に穴を必ずしも開けるわけではないので覚えておきましょう。
マンションやアパートの場合、物件内の共有部分までは導入済みの場合が多いので、そこから自分の部屋まで光ファイバーケーブルを引き込みます。
これまでホームゲートウェイにはWi-Fiを飛ばす機能がついておらず、Wi-Fiルーターを別途接続する必要がありましたが、最近ではWi-Fi接続が可能なタイプも登場しています。
enひかりの申し込みで覚えておくべきキャンペーン
enひかりを申し込むにあたって、ぜひ覚えておきたいキャンペーンを紹介していきます。
いつでもWiFiレンタル3泊4日無料キャンペーン
運営元の株式会社縁人では、enひかり以外にポケット型WiFiレンタルサービスを提供しています。
enひかりの利用者は、1泊2日分の料金で5泊6日まで利用可能(= 3泊4日分が無料)です。
enひかりの開通工事が行われるまでの期間中にも利用できるので、別のWiFiサービスを探す手間や余計な費用がかかりません。
引っ越しなどでインターネットが使えない期間がありそうな場合は、本サービスの利用をぜひ検討ください。
UQモバイル・ahamo・povoユーザー限定「勝手に割り」
UQモバイルやNTTドコモのahamo、auのpovoを利用している場合、enひかりの月額料金が毎月110円安くなる「勝手に割り」が利用できます。
UQモバイルやahamo、povoに乗り換えれば、毎月のスマホ代を3,000円以下に抑えることもできるので、enひかりと組み合わせれば毎月の通信費を1万円以下に抑えることも可能です。
なお、勝手に割りを適用するためには、enひかりの開通後に自分で申請を行う必要があるので、忘れずに申請を行うようにしましょう。
工事費半額キャンペーンは受付終了済み
enひかりでは、過去に工事費半額キャンペーンを行っていました。
ただし、2024年時点では本キャンペーンは受付終了しているため、事務手数料まで含めると約2万円の初期費用は自己負担で必ず支払う必要があります。
とはいえ、他の光回線で見られる契約期間や違約金による縛りが一切設けられていないので、解約するときのことまで考えるとenひかりのほうが圧倒的にお得です。
enひかりの工事で聞かれる「よくある質問」
最後に、enひかりの工事で聞かれることが多い「よくある質問」にお答えしていきます。
工事時間はどれくらい?
enひかりの工事時間は、一般的に1〜2時間程度で終了します。
また、無派遣工事の場合は送付されるホームゲートウェイを設置するだけなので、時間にして10〜15分程度とすぐに終わります。
工事はキャンセルできる?
enひかりの工事が行われる前であれば申し込みをキャンセルできます。
工事前にキャンセルすることで違約金等を課せられることはありません。
初期契約解除できる?
インターネット回線専用のクーリングオフ制度ともいえる「初期契約解除制度」ですが、enひかりでももちろん適用可能です。
enひかりに申し込むと「ご契約内容のご案内」という書面が送付されますが、書面を受領してから8日以内であれば、初期契約解除によって契約をキャンセルすることができます。
初期契約解除制度は違約金や利用料金を支払うことなく解約できる制度ですが、事務手数料や開通工事費などは支払う必要があります。
ただし、enひかりはもともと違約金等が請求されることはないので、よほどのことがない限り、初期契約解除制度を利用する場面はないでしょう。
お問い合わせ先は?
enひかりの問い合わせ先は以下のとおりです。
- 03-5534-9997(10時〜19時)
- 最終受付18時30分まで
- 年中無休(12月28日〜1月7日の年末年始を除く)
なにか分からないことがあった場合や、enひかりから電話連絡が来なかった場合は、上記の問い合わせ先まで連絡ください。
最新情報を入手するには?
株式会社縁人のX公式アカウント( @enjininc)が最新情報を発信しています。
お得なキャンペーン情報も知らせてくれるので、enひかりが気になっている人はぜひフォローしておくことをおすすめします。
まとめ
本記事では、enひかりの工事期間や工事にかかる料金、具体的にどんな工事を行うのかについて解説しました。
申し込みから工事が行われるまで、基本的に2週間〜1ヶ月程度の時間がかかります。
毎年1〜4月にかけては引っ越しの繁忙期となるので、それにともないenひかりの開通工事も遅れてしまうことがあります。
enひかりの開通工事が遅い場合は、カスタマーセンターまで連絡をした上で、お得な料金で利用できるWiFiレンタルサービスを活用ください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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