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シンガポールで使えるeSIMのおすすめは?設定方法と実際の使用感もくわしく解説

どうも、海外旅行大好きマクリンです。

シンガポールは一年を通して暖かく、観光地も多いことから人気の旅行先です。

そんなシンガポールへの旅行中にも安心してインターネットを利用するためにはeSIMが欠かせません。

マクリン
スマホの回線は、しっかり準備しないと高額請求がきて後悔することになるかも…!

そこで本記事では、シンガポールでの使用体験をまじえつつ、シンガポールでeSIMを使う方法おすすめのeSIMを紹介します。

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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。 プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

シンガポールでeSIMがおすすめの理由

eSIM(Embedded SIM)とは、スマホに内蔵されているタイプのSIMのことです。

従来の物理SIMは、申し込みから開通まで1週間以上かかるケースがほとんどです。

SIMカードの抜き差しをする手間があるだけでなく、紛失や破損などさまざまなリスクがあります。

その点eSIMなら契約から開通までオンラインで完結するため、最短当日から利用開始できます。

eSIMはスマホに直接埋め込まれているため、紛失や破損などのリスクもありません。

準備物や情報がいろいろ必要な海外旅行だからこそ、わずらわしい手続きと無縁のeSIMはシンガポール旅行に最適な通信手段といえるでしょう。

マクリン
早ければ契約から開通までたった3分ほどで完了!

シンガポールでeSIMを使う方法

シンガポールでeSIMを使うには、4つのステップが必要です。

本記事では、通信が安定していて安さに定評のあるSailyを例に、iPhoneを使って解説します。

マクリン
eSIMに対応している機種ならAndroid端末でももちろんOK!

eSIMを購入する

Sailyを使う前に、プランを購入しましょう。

STEP.1
Sailyにアクセスする
Sailyの公式サイトにアクセスします。

STEP.2
シンガポールを検索する
検索窓に「Singapore」と入力し、虫眼鏡マークをタップします。

Sailyでシンガポールのプラン購入手続き

STEP.3
プランを選択する
購入可能なプランが表示されるので、プランを選択し「Buy the Plan」をタップしてください(ここでは「1GB・7日間」のプランを選択)。

STEP.4
Sailyにログインする
購入前に「Sign up or log in」と表示されるので、GoogleかAppleいずれかのログイン方法を選んでタップします。

画面が自動で切り替わり「Your email address」 と表示されればログイン完了です。

STEP.5
決済方法を選択する
プラン内容が正しいことを確認し、支払い方法を選択します(ここではクレジットカードを選択)。



STEP.6
購入完了
数秒〜数分間待機して「Your payment was successful」にチェックマークが表示されれば購入完了です。



マクリン
1分ほどで画面が切り替わり、支払い完了が表示されました!
 

専用アプリをインストールしてログインする

Sailyのプランを購入したら、App StoreからSailyのアプリをインストールしましょう。

STEP.1
アプリをインストールする
App Storeで「Saily」と検索し、ダウンロードしてください。


 
もしくは以下のリンクをタップしてください。

Saily:旅行用eSIM

Saily:旅行用eSIM

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STEP.2
ログインする
「Log in or sign up」をタップしてログインします。


 
次のメッセージが表示されればログイン完了です。


メッセージ内容
  • eSIMを使用するにはインストールする必要があります。
  • インストールしてもデータプランは開始されません。
  • インストールには数分かかります。
  • 回線設定は「主回線」を選択してください
 
メッセージは「OK」を押して消してください。
マクリン
アプリをインストールしてログインするだけなのですぐ完了します!

eSIMのアクティベートを設定する

ログイン後、Sailyをアクティベートし、eSIMをいつでも使える状態にする必要があります。

この時点では有効期間はまだ開始されないので安心して進んでください。

STEP.1
「Install eSIM」をタップする
画面中央部にある「Install eSIM」をタップしてください。

【シンガポール】Sailyでアクティベート設定

STEP.2
「許可」をタップする
画面が自動的に切り替わり、iPhoneの設定画面が開きます。「許可」をタップしましょう。


STEP.3
「続ける」をタップする
数秒待機すると、アクティベートの準備が整った画面が表示されるので「続ける」をタップします。すると、モバイル通信設定が完了するので「完了」を押してください。



STEP.4
回線を選択する
デフォルト回線とモバイルデータ通信の回線を「主回線」に選択します。



この時点で日本にまだいる場合「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにしないように気をつけてください。

オンにすると海外の回線を使ったデータ通信になってしまい、有効期間が開始されてしまいます。

STEP.5
アクティベートの設定完了
Sailyのアプリに戻り「eSIM installed」と表示されていれば設定完了です。

 

シンガポールでeSIMに切り替える

日本を出国する直前に設定しておくと、シンガポールへ渡航後もスムーズにインターネットを利用できます。

STEP.1
「Activate」をタップする
Sailyのアプリに「Activate」のボタンがあるのでタップしてください。

【シンガポール】SailyでeSIM切り替え設定
 
待機中のままアプリを閉じないように注意ください。数秒後、アクティベートされてプランが開始します。



 
プランに緑色で「Active」と表示され、残り時間が減っていれば完了です。


STEP.2
モバイルデータ通信の切り替えを許可する
iPhoneの設定 モバイル通信 モバイルデータ通信と進みます。「旅行」のモバイルデータ通信の切り替えを許可をオンにします。

STEP.3
主回線をオフにする
SIM項目の主回線をオフにします。


STEP.4
Sailyが接続されているか確認
iPhoneの設定 一般 情報と進み、スクロールします。旅行の「IMEI2」「ICCID」に数字の表記があれば接続成功です。


マクリン
3分ほどで設定完了できますよ!
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シンガポールでeSIMを使った検証結果

シンガポールでSailyのeSIMを実際に使って検証したので、その結果を紹介します。

 

速度検証と使用感

Sailyの速度計測を行ったところ、以下の結果になりました。

【シンガポール】Sailyでの速度

下り速度で17Mbps出ており、海外旅行で利用することが多いGoogleマップの使用やネット検索、SNSなどは問題なく利用できます。

YouTubeでの動画視聴も、最高画質でなければ快適に視聴できる速度です。

実際に、YouTubeの動画視聴からGoogleマップ、Spotifyまでスムーズに使えました。

いつも使っているモバイル回線とほとんど違いを感じない速度感で利用できたため、旅行中も快適でした。
 

シンガポールの印象

シンガポールは赤道直下で一年中夏ですが、日本の夏ほど暑くはないため、一年を通して過ごしやすい気候の国です。

英語が公用語なので、どこでも英語が通じる点も旅行先として人気の理由の一つでしょう。

シンガポールはキャッシュレス化が進んでおり、現金の必要性はほとんどなくカード決済でなんでも購入できるため、通貨を両替しなくても楽しめます。

また、チェーンレストランが数多く展開しているので、注文や会計に手間取らず食事をとれるのもメリットです。

なお、シンガポールは世界一物価の高い国として有名ですが、高いのは家賃や車などで、食事は手軽なものから高級なものまでニーズに合わせて多様にあるため安心してください。

シンガポールでおすすめのeSIM

シンガポール旅行におすすめのeSIMを6つ紹介します。

eSIM Saily
Holafly
Airalo
KKday
World eSIM
Ubigi
料金 3.99USD〜22.99USD
(約599円〜3,449円)
700円〜15,700円 4.5USD〜26USD
(約675円〜3,900円)
69円〜6,202円 1,258円〜11,980円 500円〜7,100円
データ量 1GB〜20GB 無制限 1GB〜20GB 500MB〜無制限
(1日あたり)
3GB〜無制限 500MB〜24GB
対応国数 150ヶ国以上 180ヶ国以上 200ヶ国以上 146ヶ国 180ヶ国以上 200ヶ国以上
注意
ドル表記の金額は1ドル150円で換算しています。また、いずれのサービスもシンガポールに旅行した場合のデータ量と料金を記載しています。
マクリン
自分にピッタリなサービスはどれか、じっくり見比べましょう!

海外旅行におすすめのeSIMはこちらの記事も参考ください。

 

Saily

SailyNordVPNを運営するNord Security社の開発した、グローバルeSIMサービスです。

2024年にリリースされたばかりですが、セキュリティと通信速度に定評があり、すでに人気が高まっているeSIMサービスです。

150ヶ国以上に対応し、シンガポールに旅行に行く際は料金も約599円からとお手頃価格。

データ量に見合った利用期間が設定されているため、最適なプランを契約できます。

データ量 1GB 3GB 5GB 10GB 20GB
有効期間 7日間 30日間 30日間 30日間 30日間
料金 3.99USD
(約559円)
6.99USD
(約1,049円)
9.99USD
(約1,499円)
15.99USD
(約2,399円)
17.99USD
(約3,449円)

Sailyは上り下りともに20Mbps程度と十分な速度で利用できるため、Webサイトやナビの利用が中心の海外旅行も快適に利用できるでしょう。

日本語対応が遅れている点は残念ですが、デザインがシンプルで直感的に操作できるため、eSIMが初めての人でも利用しやすいサービスです。

マクリン
アプリは日本語対応が少しずつ進んでます!

Sailyの口コミは、こちらの記事でくわしく解説しています。

 
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Holafly

Holaflyは、データ量を気にせず使えるプランを提供しています。

データ無制限プランは、シンガポールをふくめた180を超える国や地域に提供しているため、ポケット型Wi-Fi不要で旅行を楽しめます。

料金はシンガポールで7日間利用の場合、3,400円Sailyより高めですが、1日単位で変更できるので、旅行日程にあわせて利用期間を設定可能です。

Holaflyの口コミは、こちらの記事でくわしく紹介しているのであわせて参考ください。

 
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Airalo

Airaloは、500万人以上の利用者が愛用しているサービスです。

シンガポールの企業が運営している世界初のeSIMサービスで、200以上もの国や地域に展開しているため、ほとんどの地域で利用できます。

シンガポールでは約675円からと低価格で、通信も比較的安定していると定評があり、信頼度も高いです。

アジアやヨーロッパなどの州全体で使えるものや、124ヶ国で利用できるグローバルeSIMなど、多種多様なサービスを提供しているため、シンガポール以外に複数の国を旅行する人にもおすすめです。
 

KKday

KKdayは、格安でeSIMを契約できるサービスです。

eSIMだけでなく現地ツアーやホテルなどの予約もできる、アジア最大級のオプショナルツアー予約サイトで、シンガポールでもテーマパークのチケットや人気レストランの予約が可能です。

69円からと超低価格なうえ、データ量が1日ごとに回復するので、旅行初日で使い切っても安心して利用できます。

KKdayの有効期間
1/2/3/4/5/6/7/10/12/15/20/30日間
KKdayのデータ量
500MB/1・2・3・4・5・6・8・10・30GB/無制限

データ無制限プランも提供しているため、すぐ使い切ってしまっても安心です。

ただし、通信が安定しにくいケースもあるので、利用時は注意しましょう。

World eSIM

日本製のeSIMを使用したい人におすすめなのがWorld eSIMです。

株式会社ビジョンという日本の東証一部上場企業が運営し、グローバルWi-Fiの提供もしているので、通信品質に定評があります。

サポートが日本語に対応しているため、海外のeSIMに抵抗がある人は安心して利用できるでしょう。

eSIMの対応国数は180ヶ国以上と豊富でテザリングにも対応しているので、シンガポールで複数の端末を使いたい人にもおすすめです。

データ量は3・5・7・10GBもしくは無制限、料金は1,258円からと他と比べると割高なものの、プライベートだけでなくビジネスでも有用です。
 

Ubigi

Ubigiは、長期滞在予定の人におすすめのeSIMです。

NTTの子会社であるフランスの企業が運営し、200以上の国と地域にサービスを展開しています。

通常のプランは使用期間が7日もしくは30日と選択肢が少ないですが、年間で契約できるプランがあり、長期留学や仕事で出張するときも活躍します。

500円からとお手頃で、サポートも日本語に対応しているため、英語が苦手な人でもストレスなく利用できるでしょう。

ただし、通信速度とサポート対応が少し遅いケースがあるので注意してください。

シンガポールでeSIMを使うときによくある質問

シンガポールでeSIMを使うときによくある質問をまとめてみました。

 

楽天やAmazonでもシンガポール用のeSIMは購入できる?

Amazonや楽天市場でもシンガポール用のeSIM取り扱い店舗があるため、購入が可能です。

購入後は、QRコードが記載されたメールが届くか、用紙が自宅に送付されます。

それを読み込んでアクティベート設定を行うとシンガポールでも利用可能です。

ただし、商品や店舗によってはアクティベーションコードの申請やQRコードが届くまで数日かかるケースがあります。

eSIMの契約から開通までの時間をかけたくない人や、旅行直前まで手続きを忘れていた人などは、SailyのようなeSIMを使うのをおすすめします。
 

eSIMとSIMはどちらがおすすめ?

物理SIMは申し込みをしてから手元に届くまで数日かかり、抜き差しによる紛失や故障のリスクがあるため、eSIMのほうがおすすめです。

eSIMであれば申し込みから開通まで最短3分で手続きができるため、旅行前の忙しいときでも簡単に手続きができます。

シンガポールで使える電話番号付きのSIMはある?

シンガポールで使えるeSIMで、電話番号付きのサービスはほとんどありません

電話番号が欲しい人は、シンガポールで現地のSIMカードを購入する必要があります。

電話番号はなくても、LINEを使った通話は利用できるため、その場合はSailyがおすすめです。

Sailyはネット検索やSNSの利用では問題なく利用できるうえ、利用期間にちょうどいいデータ容量で契約できます。
 

シンガポールで使える容量無制限のSIMはある?

シンガポールでデータ量無制限で使えるeSIMは「Holafly」「KKday」「World eSIM」などがあります。

ただし海外旅行では通常、日本にいるときよりネットの利用頻度が下がるので、データ無制限プランを契約すると損するケースもあります。

地図やSNSの利用が中心となる観光目的の旅行では、7日間で1GBあれば十分足りるので、ちょうどいいデータ容量の使い切りプランを契約するほうがお得です。

データ容量は渡航目的や現地でどれくらい利用するのかを検討し、最適なプランを選ぶのがおすすめです。

まとめ:シンガポールを楽しむならeSIMを活用しよう

本記事では、シンガポールで使うおすすめのeSIMの解説と、現地で行ったeSIMの検証をしました。

eSIMは契約から開通までオンラインで完結でき、破損や紛失リスクもないため、安心して利用できるのがメリットです。

適切なデータ量と日数の分だけ契約すれば良いので、データ量などをムダに余らせる心配もありません。

どのeSIMを契約するか悩んでいる人は、本記事で紹介したおすすめのeSIMから検討してみてください。

おすすめのeSIM

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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