ルーターでの高速Wi-Fi環境に目がないマクリン( @Maku_ring)です。
我が家はこれまで、トライバンドのメッシュルーター「Linksys Velop」を愛用してきました。
広いエリアで安定したネットワークを供給する、メッシュWi-Fiのメリットを最大限に活かせる名機です。
しかし、最新の高速Wi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応するWi-Fi 6対応ルーターではありません。
手元にWi-Fi6対応スマホ「iPhone 12 Pro」があるので、Wi-Fi6ルーターの真打ちも入手し、その実力を試したくなりまして。。
バッファローの「BUFFALO WXR-6000AX12S」は、Wi-Fi 6対応製品の認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6」を、国内初にして唯一取得しています。
さらにWi-Fi 6対応ルーターで唯一、10Gbps対応のWAN/LANポート(10GbEポート)を搭載し、最大9.6GbpsのWi-Fi 6のメリットを活かせるモデルともいえるのです。
そんなわけで本記事は「【BUFFALO WXR-6000AX12Sレビュー】10Gbps対応WAN/LANポート搭載のWi-Fi 6対応ルーター」について書いていきます。
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BUFFALO WXR-6000AX12Sの外観と付属品
「BUFFALO WXR-6000AX12S」は2.4GHz帯と5GHz帯、2種類の電波を提供するデュアルバンドのWi-Fi6対応ルーターです。
本体から突き出した4本のアンテナは「デュアルスタックダイポールアンテナ」とも呼ばれ、設置環境に合わせてその配置を自在にカスタマイズすることができます。
主要なスペックは以下のとおりです。
項目 | スペック |
ワイヤレス規格 | 【2.4GHz】IEEE 802.11ax/b/g/n 【5.0GHz】IEEE 802.11ax/ac/n/a |
周波数 | 2.4GHz + 5.0GHz |
最大通信速度(理論値) | 【2.4GHz】1147Mbps 【5.0GHz】4803Mbps |
CPU | 2.2GHzクアッドコア CPU |
ストリーム数 (受信 x 送信) |
【2.4GHz】4 x 4 【5.0GHz】8 x 8 |
推奨接続台数 | 表記なし |
有線LANポート | LANポート:最大10Gbps x 1、最大1Gbps x 3 WANポート:最大10Gbps x 1 |
USBポート | USB 3.1 x 1 |
サイズ | 300 x 195 x 75mm |
重量 | 1580g |
サイズはそこそこ大きめですが、床置き面積自体はiPhone 2個分ちょっとです。
高さはアンテナ部分をふくめず、MacBook Proと同じくらい。
外装はプラスティック筐体ではあるものの、値段なりの上質感ある仕上がりとなっています。
右側面のインターフェースは、USB3.1ポートに最大10Gbps対応WANポートとLANポート、最大1Gbps対応LANポート x 3とそこそこあります。
- 電源ポート
- 電源ボタン
- USB3.1ポート
- 最大10Gbps対応WANポート x 1
- 最大10Gbps対応LANポート x 1
- 最大1Gbps対応LANポート x 3
左側面にはAOSSボタン・ROUTERスイッチ・RESETボタンが付いています。
背面には壁掛けホールとセットアップカードが差し込まれています。
同梱品はルーター本体にスタンド、ACアダプタ、LANケーブルです。
BUFFALO WXR-6000AX12Sはスマホで接続設定完了
BUFFALO WXR-6000AX12Sは、わりと簡単に接続設定が完了します。
BUFFALO WXR-6000AX12Sのアプリでできること
BUFFALO WXR-6000AX12Sは、ネットワーク管理もスマホ専用アプリから全て行うことができます。
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大きく分けて4つの機能があります。
- ゲストポート
- アドバンスドQoS
- キッズタイマー
- デバイスコントロール
ゲストポートではゲスト用のSSIDを発行でき、その利用時間も指定することが可能です。
アドバンスドQoSは、デバイスの回線優先度付けに対応し、動画配信サービスを利用するデバイスは、こちらに登録しておくといいでしょう。
お子さんのネット接続にも配慮されており、キッズタイマー、すなわちペアレンタルコントロールに対応しています。
デバイスコントロールでは、2.4GHz帯と5.0GHz帯で接続されている各機器を見ることが可能です。
BUFFALO WXR-6000AX12Sの通信速度を計測
我が家のプロバイダーは、enひかりの最大10Gbps(10,000Mbps)対応の光ファイバー回線を敷いています。
これまで使用していたメッシュルーター「Linksys Velop」の通信速度は以下のとおりです。
- 下り(ダウンロード) ネット閲覧・アプリダウンロード・動画鑑賞時の速度
- 上り(アップロード) メール送信・データアップロードの速度
Velopでもそれなりに快適ですが、Wi-Fi6のBUFFALO WXR-6000AX12Sは、それをさらに上回るのか気になるところ。
iPhone 12 Proにて5.0GHz帯で12時台に計測した結果です。
さらにWi-Fi6対応ノートPC(HP Spectre x360 13)で測ったところ、なんと1Gbpsを超えていましたw
Wi-Fi 6の実力が如実に発揮され、有線LAN接続で出せる速度をも凌駕するスピードを示していました。
2.4GHz帯でも速度は大きく変わらず、Wi-Fi 6の特性がしっかり出たものと考えています。
- 最大速度(理論値):6.9Gbps
- 周波数帯:5.0GHz
- MU-MIMO:最大4ユーザー
- 最大速度(理論値):9.6Gbps
- 周波数帯:2.4GHz/5.0GHz
- MU-MIMO:最大8ユーザー
BUFFALO WXR-6000AX12Sは現時点で数少ない、10Gbps対応WAN/LANポートを搭載するモデル。
最大10Gbps対応の光回線を導入することで、その真価が発揮され、最高に軽快なインターネット経験が得られるでしょう。
BUFFALO WXR-6000AX12Sレビューまとめ
本記事は「【BUFFALO WXR-6000AX12Sレビュー】10Gbps対応WAN/LANポート搭載のWi-Fi 6対応ルーター」について書きました。
BUFFALO WXR-6000AX12Sは、少々お高めの4万円台ではあるものの、ストリーム数は12本、最大通信速度(理論値)は4.8Gbps(5.0GHz時)と、高いスペックをほこるWi-Fi 6対応ルーターです。
ルーターで唯一10Gbps対応WAN/LANポートを搭載するモデルなので、ドコモ光×GMOとくとくBBやNURO光10Gなど最大10Gbps対応の回線を敷くことで、その性能をより発揮できる製品となっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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